こんにちは、大阪駅前の税理士法人トップ財務プロジェクトの岩佐孝彦です。
繁忙期に入り、大変忙しくなってきました。(苦笑)
「忙」しいという字は、心を亡くすと書くとはよく言ったものです。
こんな時こそ、マインドコンディションを整える必要があります。
そこで、本日の一冊はコチラ!
『心を整える』長谷部誠(幻冬舎)
サッカーの長谷部選手の名著です。
それでは、本日の赤ペンチェックを見てみましょう。
▼僕のキーワードは「心」です。僕は「心」を大切にしています。
スポーツ業界でよく言われる「メンタル」という言葉で言い換えてもいいです。
ただよく「メンタルを強くしよう」「心が折れちゃだめだ」「心を磨け」など
と言われることもありますが、僕の感覚はちょっと違います。
▼僕にとっての「心」は、車でいうところの「エンジン」であり、ピアノでいう
ところの「弦」であり、テニスでいうところの「ガット」なのです。
「メンタルを強くする」というよりも、「調整する」「調律する」と言った方が
適している感覚。車のエンジンに油を差し、ピアノの弦を調律する、そして、
テニスのガットを調整する。そんな感覚を心に対して持っているのです。
▼生活のリズム、睡眠、食事、そして練習。日々の生活から、心に有害なことを
しないようにしています。ちょっとでも心が乱れたら、自分で整えるようにして
いるのです。「な~んだ、簡単だなあ」。そう思うかもしれません。でも、これ
が今はとても難しい。
▼僕と同世代の方を例にとると、メールは頻繁に来るし、携帯電話もガンガン
鳴ります。メールが来たら、すぐに確認しないと落ち着かないという人も多い。
インターネットやゲームをすれば、時間はあっという間に経っていますし、夜の
街に出れば、深夜まで営業している店は数多くあり、時間を潰す手段には困りま
せん。
▼日々そうやって過ぎ去っていくと、自分を見つめる時間もないですし、心が
荒んでいく一方なのではないかと僕は思います。サッカー選手で言えば、自分の
問題点や解決策を考えずに闇雲に練習したり、集中力を欠いてケガを誘発してし
まったりします。
▼意識して心を鎮める時間を作る。
1日の最後に必ず30分間、心を鎮める時間を作りたかった。大会期間中はチー
ムとして行動するので、練習やミーティングのためにプライベートの時間が限ら
れている日が多かった。みんなとワイワイ騒ぐのは楽しいけれど、時間があまり
ない日に遊びに参加してしまうと「心を鎮める30分」を作れない。
メンタルを強くするより、調律する・調整するというフレーズが印象に残り
ました。私にとっての「心を静める」時間は、愛犬イチローをお供にウォーキン
グですね。繁忙期に入ると、なかなかその時間を取るのは難しいですが…(汗)
今日も社長業を楽しみましょう。