こんにちは、大阪駅前の税理士法人トップ財務プロジェクトの岩佐孝彦です。
只今、所得税確定申告期間中ということで1分1秒惜しい状況。
顧問先のお客様の訪問の際に、スキマ時間があれば、喫茶店に入ることも
多いのですが、今日の一冊はコチラ。
『15分あれば喫茶店に入りなさい』斎藤孝(幻冬舎)
それでは、本日の赤ペンチェックを見てみましょう。
▼「アウトプット」をイメージして「インプット」する。
▼生産的な仕事であればあるほど、時間的なリミットが必要です。
いわゆる「締切」です。例えば、ミュージシャンがアルバムを作るときは、予め
発売日を決めるそうです。決めないと「今年はアルバムを必ず作る」などと言い
ながら、結局作れないことがあるからだそうです。
その逆に、曲もまだできていないのに、メンバーが録音のためのスタジオに集まる
こともある。そこで次の日までに急いで曲を作らざるを得ない、なんていうことも
ザラにあるそうです。井上陽水さんの歌詞集「ラインダンス」という本のあとがきで、作家の沢木耕太郎さんがこんなことを書いている。(省略)
この作り方こそ、私が理想とする仕事の仕方です。
▼予め準備して取り掛かるのではなく、お尻に火が付いた状態で、どうしても必要
な情報だけを手に入れて、あとはインプットしたそばからアウトプットしていく。
しかもその情報は電話で得て、正確にメモしているわけでもない。
▼情報をインプットする段階からアウトプットがデザインされないと、インプット
の精度も高まらない。
▼いますぐアウトプットしないといけないという差し迫った状況のときは、アウトプットに向けて自分の中でちょっと歪めてインプットすると、吸収度が高まる。
▼クリエイティブな仕事の場合、張り詰めすぎず、頭をちょっとアバウトにして
おくことも必要です。
▼アウトプットインプットはセットで!
本のタイトルを見て、喫茶店でのタイムマネジメント本の書籍かと思いました
が、意外や意外、クリエイティブな仕事をする方法についての解説があり、
目からウロコでした。ルーチン業務は組織の自動化を通じ、スタッフに任せる
仕組みを作る一方、社長業とはまさにクリエイティブ性が要求されますね。
今日も社長業を楽しみましょう。