こんにちは、JR大阪駅前のTFPグループ
税理士法人トップ財務プロジェクト代表
岩佐孝彦@税理士です。
昨日のこと。
日産の内田社長はホンダ側に対し、
「経営統合協議の打ち切り」
を伝えました。
もし統合していれば、
“世界3位の自動車グループ誕生”
になっていましたが、、、
協議後1ヶ月半後に
白紙に戻されました。
日産の経営不振です。
ホンダが日産側に求めた
リストラ計画は大変甘かった??
工場閉鎖を伴わない
ソフトな内容だったとか。
それに難色を示したホンダが、
子会社化を提案したことで、
日産が反発し決裂へ。
統合後の経営は難しいと
言われていました。
社風が両社で全く違うからです。
日産のルーツは鮎川財閥。
戦前に国策で成長してきた。
よって、経営手法は“保守的”。
ホンダは“業界の異端児”。
もともと二輪の会社だったが、
新エンジンの開発で
一気に四輪市場で存在感を増す。
米国でも快進撃を続け、
「ホンダやソニーのように……」
という表現が誉め言葉として
使われました。
日産は既に次のパートナー探しに
動いているそうですが、
日産の経営再建に注目です。
今回の統合協議の中で、
当初の構想は、
【共同の持株会社の設立】
でした。
ホンダから見れば新法人を、
【上に作る】
プランだったのです。
しかし日産のリストラ計画が
甘いと見るや、
ホンダは日産に対し、
【子会社化】
での日産の経営再建を図る。
ホンダから見れば、
【下に作る】
プランに変更したのです。
あくまで対等を求めていた日産は、
ホンダの傘下に入ることに反発。
決裂に至ったというわけです。
このお話は次回に続きます。
今日も社長業を楽しみましょう。
《追記》
私(岩佐)はホンダでも日産でもなく、
トヨタ車に乗っています。
顧問先様の大半は高級外車に
乗っておられますが、
私(岩佐)は外車に乗る予定なし。
買おうと思えば、
買えるかもしれませんが、、、
従業員の目というか、
彼らのモチベーションを重視し、
高級外車は好ましくないという、
社長の端くれとしての価値観です。
ただ従業員にはこう言っています。
「プリウスは勘弁して。
私の身に何かあったら
事務所も大変になるから、
ブレーキ性能を初め、
安全面を重視し、
クラウンには
最低乗らせてもらいます。
もしプリウスだったら、
これまで30回以上は
追突事故を起こしていたかも。
クラウンのお陰で、
今のところ追突事故ゼロです。
でも、中古しか買わないから、
安心して下さい。」
私の分も含めて、
高級外車を堪能して下さい。
税効果の最大化を追求し、
有利な経理処理は税理士にお任せを!