こんにちは、JR大阪駅前のTFPグループ
税理士法人トップ財務プロジェクト代表
岩佐孝彦@税理士です。
1月6日の本日より仕事初めの方も
多いでしょう。
私共TFPグループの
2025年のスローガンは、
【ファイブイ(=5V)】
です。
▼Victory(物心両面の幸福)
▼Value(価値提供)
▼Visionary(先見の明)
▼Vitality(元気・活力)
▼Vacation(戦略的休息)
本年もスタッフ一同、
よろしくお願いします!
昨年末に名経営者の訃報。
軽自動車メーカー大手の
スズキの中興の祖。
鈴木修氏が享年94歳で
先日お亡くなりになりました。
売上高3兆円超。
従業員数6万人超。
東証プライム上場。
インドに進出。
にもかかわらず、、、
『俺は、中小企業のおやじ』
(日本経済新聞社)
の著書を2009年に上梓。
数々の名言を残されました。
▼トップダウンはコストダウン。
ボトムアップはコストアップ。
下からの積み上げで
決めようとすると議論百出で、
時間ばかりかかる。
▼トップダウンはトップの号令で
動くことではなく、
トップが現場に下りること。
▼自動車メーカーの無い国に行けば、
一位になれる。
▼GMは鯨、スズキはメダカじゃない。
スズキは蚊。
蚊は鯨に飲み込まれず、
高く舞い上がれる。
現代の経営にも相通ずる
示唆に富んだお言葉ばかりです。
しかし現代にマッチしない、
昭和ならではの言葉もあります。
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土曜休んで、
日曜も休む奴は要らない。
成果で報酬が出るんだ。
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今こんなことを経営者が口にすれば、
ブラック企業のレッテルを
貼られてしまうでしょう。
昭和の古き良き時代。
人口が増え続け、
マーケットがどんどん拡大へ。
語弊があるかもしれませんが、、、
昭和の時代の会社経営は、
今の時代に比べれば、
難しくなかったかもしれません。
それに比して、
現代の日本での経営は、
▼人口が減っている
▼お客様が減っている
▼マーケット自体が縮小
という状況下での舵取りになる。
今まで通りのことを
やっているだけでは、
絶対にうまくいかないでしょう。
過去の成功体験も通用せず。
2023年10月時点で前年対比での
日本の人口減少数です。
佐賀県の人口数が81万人程度。
1年間で佐賀県の人口が
丸ごと消えたことになります。
人口減少傾向は今後も続きます。
ドラッカーはこう言いました。
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未来のことは誰も予測できない。
しかし、
「すでに起こった未来」
は体系的に見つけることができる。
それは人口動態である。
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年間70万人規模で今後、
人口が減ると言われていますが、
実際はもっと加速度的に
人口が減少する可能性もあり。
人口が減少する。
これは何を意味するのか?
【人手不足 ⇒ 賃上げ】
の流れは間違いなく加速する。
2030年代半ばまでに、
【最低賃金1,500円】
を政府目標としています。
現在の最低賃金は1,055円。
2035年に1,500円に到達するには、
【毎年3.3%】
の最賃アップが必要となる計算です。
賃上げ促進税制の基本要件は、
雇用者給与等支給額が前年対比で、
▼1.5%以上UP
or
▼2.5%以上UP
ですが、まだまだ甘い??
日本商工会議所によれば、
全国2,000社の中小企業のうち、
『防衛的賃上げ
= 利益が十分でなくても、
人手確保のために賃上げ実施』
した割合が、63.5%に上っています。
ただ防衛的賃上げは長続きしません。
持続的賃上げの道を切り開けるか?
2025年は経営者にとって、
勝負の一年になりそうです。
私共TFPグループは2025年も、
▼財務省⇒優遇税制(税理士)
▼厚労省⇒助成金(社労士)
▼経産省⇒補助金(中小企業診断士)
の領域をワンストップで支援します。
国策に従い、
賃上げを掲げる中小企業に対する、
公的支援策を安全確実にお届けします。
今年も社長業を楽しみましょう。