こんにちは、JR大阪駅前のTFPグループ
税理士法人トップ財務プロジェクト代表
岩佐孝彦@税理士です。
一躍“時の人”に躍り出る。
国民民主党の玉木代表の
【103万円の壁の178万円への引上げ】
が世間で話題になっています。
上記のように、
75万円控除額が上がれば、
所得別に減税効果は以下の通り、
▼年収210万円 … 約9万円
(比率4.3%)
▼年収500万円 … 約13万円
(比率2.6%)
▼年収2,300万円 … 約38万円
(比率1.6%)
103万円の壁の引上げは
富裕層優遇との批判もあります。
所得税は累進構造だからです。
しかし、
金額ベースでは減税額が
当然高くなるものの、
年収比率でみると、
そうとは言えません。
税収減も懸念されていますので、
178万円まで引き上げられるかは
不透明ですが、
いずれにせよ、
この改正が実現すれば、
手取額が増えるのは間違いなし。
それ相応の経済効果が
見込める可能性があります。
ただこの論点は政治頼みです。
今後の展開も不透明です。
簡単に決着することは
ないでしょう。
自分でコントロールできないものに
振り回されても仕方なし。
このお話は次回に続きます。
今日も社長業を楽しみましょう。