こんにちは、JR大阪駅前のTFPグループ
税理士法人トップ財務プロジェクト代表
岩佐孝彦@税理士です。
人口減少社会は
長い歴史を振り返ると、
「初めて」
ではありません。
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愚者は経験に学び、
賢者は歴史に学ぶ
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ドイツ鉄血宰相ビスマルクの
名言ですね。
▼中世後期のヨーロッパ
▼江戸中期の日本
の人口が減少する時代には、
▼拡大から濃縮へ
▼活力から余裕へ
▼成長から成熟へ
という方向に向かっています。
人口減少社会といえば、
全てが縮んでいく、
“ダウンサイジング社会”
と思われるかもしれません。
しかし濃縮・余裕・成熟は、
“コンデンシング(濃縮)社会”
と命名するのが適切なのです。
経営者の成功と言えば、、、
売上が大きい。社員数が多い。
店舗数が多い。
経営者自身の頭の中にある、
“価値観の全てが大小”
である。
これは時流にミスマッチ??
これまでの経営者の常識はもはや
通用しなくなっています。
新しいバラダイムや
行動様式が痛切に求められています。
またヨーロッパ中期や江戸中期では、
▼GDP(国内総生産)の
ゼロ成長化
▼個人所得の増加
も見られました。
セロ成長を維持できれば、
人口が減っていく分だけ
個人所得は増えていくのです。
2つの先例が示しているのは、
労働力が減っても、
農地・農具・生産技術などの
生産資源が保存されておけば、
生産性が急速に上がって、
生産力は維持されるということ。
このお話は次回に続きます。
今日も社長業を楽しみましょう。