こんにちは、JR大阪駅前のTFPグループ
税理士法人トップ財務プロジェクト代表
岩佐孝彦@税理士です。
朝晩は一気に涼しくなりましたね。
ゴルフ好きの経営者には
朗報ではないでしょうか。
私(岩佐)はランニング専門で
ゴルフは一切やりませんが、
炎天下でのプレイは
大変だったでしょうから、、、
ドライバーも年々進化しており、
【低重心】
の設計が流行しているようです。
低重心のメリットとしては、
ボールが上がりやすく、
低スピンのボールが
打ちやすくなることです。
ゴルフ好きの経営者は
秋のプレイを満喫して下さい。
猛暑が去った、この時期に
低重心で足元を見つめ直してほしい。
税理士として私(岩佐)が
中小企業経営者にそう願うのが、
【株式承継】
の問題解決です。
年末になると本業でバタバタし、
それどころでなくなります。
ただ株式承継はまさに第二領域!
緊急性は低いけれども、
重要性の極めて高い問題です。
経営の屋台骨に関わる問題です。
数多く存在します。
▼持株会社(株式移転型)
▼持株会社(銀行借入依存型)
▼持株会社(キャッシュ循環型)
▼自己株式(生前譲渡)
▼自己株式(みなし配当課税の特例)
▼特例事業承継税制
▼種類株式化
▼相続時精算課税制度
▼M&A
etc.
どの手法が自社に最適なのか??
将来の経営方針や理念、
後継者の状況など、
大変ナイーブな個別事情に
即して十分検討すべきです。
金融機関の提案はともすれば、
税理士から見れば、
近視眼的で画一的に見える??
日本の事業所の99.7%を占める
中小企業や中堅企業の場合、
会社と社長個人が
家族を含めて表裏一体です。
ファミリーという人的特性が
根底にあるわけですから、
データーや記号のごとく(?)
画一的な手法を枠にはめ込むのは
よろしくないと考えます。
オーナーファミリーに敬意を表し、
長期視点で次世代に禍根が残らない
メソッドを選択するのが肝要です。
地方名士級の老舗企業が現状、
抱えておられる課題として、
【株式分散】
が多く見られます。
オーナーシップの象徴ともいうべき
自社株がファミリーに分散し、
次世代経営体制の中心となるべき
後継者において、
【普通決議(51%以上)】
の議決権が無い状態に陥っている。
そんなケースが数多く見られます。
株式承継の問題ほど、
「経営者は孤独である」
ことを再認識させられる。
そんな経営課題は他にないと
言っても過言ではありません。
頼りになるのは顧問税理士だけ??
これが中小企業の実態かもしれません。
実際のところ中小企業庁による、
『中小企業経営者の
事業承継に関する相談相手』
の1位は顧問税理士(68.1%)。
2位の経営陣(34.9%)を
大きく引き離しています。
3位は家族・親族(27.4%)。
4位はメインバンク(17.7%)。
5位は出資者・株主(15.8%)。
6位は同業種の経営者(13.0%)。
7位は経営コンサル(11.0%)。
このような統計データを見ると、
税理士の職業使命を再認識し、
身が引き締まる思いです。
「顧問税理士を替えて良かった」
この言葉を頂戴するのが、
私共の最高の喜びです。
税理士変更の決断に至っては、
色々と悩まれたことと存じますが、
それでもご決断頂いた経営者の
期待にお応えする。
これこそ!
私共の使命であると
肝に銘じております。
重心を低く、低く、低く。
今日も社長業を楽しみましょう。