少年野球を通じ【自責の精神】を学びました。
こんにちは、神戸の税理士の岩佐です。
私のGW最終日は悔しさの残る形で終わりました。
しっかり調整して気合満点で親子で臨んだ準決勝でしたが、
残念ながら敗戦投手になってしまいました。
他チームの決勝戦の後、グラウンドで3位入賞の表彰式で整列させて
頂きましたが、何の達成感も味わえない時間となってしまいました…
息子本人としては納得のいかない、どこにもぶつけようのない悔し涙
を流していました。
所詮少年野球の世界ですから、一筋縄では語れない、色んな要素が
絡み合ってきます。よって、勝負の綾は簡単には語れません。
チーム競技のスポーツの世界で最も怖いのは、負けが込んでくると
各自が【他責の心】を持つようになること。
こうなってくると、マイナスをプラスに転化することはできません。
ただピッチャーの場合、チームが勝てば記録上、「勝利投手」になるし、
逆に負ければ「敗戦投手」になる。形はどうあれ、宿命的にそうなる。
マウンドに立つ者はチームの勝敗に責任と覚悟をもつ必要がある。
【自責の精神】を持たねばならない。
そういう意味で、息子は良い人生経験を今回することができたと、
父親として【野球の神様】に感謝しています。
かつて中小企業の経営者を小学生のように叱り飛ばしたといわれる
辣腕経営コンサルタントの故・一倉定先生はこんな名言を残されています。
「電柱が高いのも、郵便ポストが赤いのも、雨が降るのも、すべて社長の責任。
社長の知らないところで従業員が勝手にやったことでは済まされない。
すべて悪いのは社長のあなたなんだ。」
経営者はどんな状況でも決して逃げることはできない。
社長業はほんとにつらいものがありますが、これは宿命。
【他責の心】では社長業は務まらないということですね。
というわけで少年野球を通じ【自責の心】の大切さを
再認識させられました。
でも、勝負事はやっぱり勝たないとダメですね。
負けてもOKなんていう論理は絶対通用しないし、
「負の連鎖」という悪循環の芽が生まれるのが一番怖い。
ビジネスも同じ。赤字は絶対悪!
経営者は適正利益を出して、健全経営を進めていかない
といけませんね。
GWも終わり、いよいよ平常モードになります。
再起動して気分一新「社長業」を楽しみましょう。