こんにちは、JR大阪駅前のTFPグループ
税理士法人トップ財務プロジェクト代表
岩佐孝彦@税理士です。
金融市場が落ち着きを取り戻した?
日経平均株価は先日、
一時39,000円台へ。
8月5日の大暴落から
回復基調が見えてきました。
ただ個人投資家はいまだ、
ショックから立ち直れず??
8月28日付の日経新聞によれば、
新NISAの投資信託の
動きを見ると、
▼株価大暴落直後、
慌てて売却
↓
▼投資自体を辞めた
という状況が
明らかになっているとか。
新NISAのつみたて投資枠で
高い人気を誇っていたのが、
『eMAXIS Slim米国株式
(S&P500)』
でしたが、、、、
8月6~8日の3日間で、
計300億円近くの流出超過。
7日も78億円の流出超。
しかしその後も、
“買い戻しの山”
らしいものが見られないとか。
ホリエモンこと堀江貴文氏は、
「新NISAやってる人で、
株価暴落の後に、
売っちゃった人は、
投資のセンスが無い」
と喝破しましたが、、、
投資初心者のサラリーマンは、
経営者に比べれば、
リスクに対する度量が
低いのは当然かもしれません。
新NISAの最大のメリットは、
【運用益:非課税】
でしょう。
しかし新NISAのデメリットは、
▼掛金
⇒ 所得控除の不可
▼損失が出た場合
⇒ 損益通算の不可
です。
つまり、掛金の経費性ゼロ。
運用が上手くいけば、
非課税だが、
運用に失敗した場合の
セーフティーネットが無いのです。
経営者なら誰でも
理解していることですが、
100%得する話はありません。
損することもあれば、
得することもある。
それが商売です。
よって新NISA元年で、
投資初心者の
サラリーマンの一部が、
株価暴落にビビって、
投資市場から退場したのも
頷けるかもしれません。
このお話は次回に続きます。
今日も社長業を楽しみましょう。