こんにちは、JR大阪駅前のTFPグループ
税理士法人トップ財務プロジェクト代表
岩佐孝彦@税理士です。
先日残念な報道がありました。
『実質賃金 3月2.5%減
24ヵ月連続マイナス過去最長に』
厚労省発表の勤労統計調査。
1人当たりの賃金は、
物価変動を考慮した
実質ベースでまたもやマイナス。
給与総額は確かに伸びています。
各企業の賃上げ努力が
目に見えています。
しかし賃上げ以上の
物価高が続いているのです。
賃上げが物価高に追いつかない。
そんな状況がうかがえます。
歴史的な円安も影を落としています。
円安の影響が長引き、
大きく物価が上がっているからです。
不透明な情勢です。
ただ今後に明るい材料もあります。
上記はあくまで3月の数字のため、
今春の賃上げの影響が
十分に反映されるのは4月以降か?
そんな可能性があります。
そして、もう一つが【定額減税】。
岸田政権肝煎りの政策です。
6月から
【1人4万円
= 所得税3万円+住民税1万円】
の減税が行われます。
妻と子1人。
そんな3人家族であれば、
【4万円×3人=計12万円】
の減税になります。
世帯主の従業員本人の給与から
家族分を含め、
所得税&住民税が控除されます。
これは結構大きな金額になりますね。
但し、
【年収2,000万円超】
(合計課税所得1,805万円超)
の場合は減税対象(外)です。
経営者で恩恵に受けられない方が
多いかもしれません。
悪しからずご了承下さい。
定額減税は計算もややこしく、
面倒くさい上に、
たった1年で終わるという、
本当に謎の制度です。
サラリーマンを初めとする
給与所得者は、
▼所得税減税 … 6月
▼住民税減税 … 7月
にスタートします。
“増税メガネ”の批判をかわすために
岸田政権が付け焼き場的に導入??
歴史的な愚策と言っても
過言ではありませんが、、、、
ネガティブな側面に目を向けず、
ポジティブにとらえてほしいと思います。
全ては従業員満足のためです。
6月の給与明細を見ると、
従業員はみんな喜ぶでしょう。
手取額が大きくなるわけですから。
弊社サイトのトップページにアップした
下記の私(岩佐)の解説動画で
是非ポイントを学んで頂き、
適切に対応して下さい。
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今日も社長業を楽しみましょう。