こんにちは、JR大阪駅前のTFPグループ
税理士法人トップ財務プロジェクト代表
岩佐孝彦@税理士です。
昨日は「ロシアの戦勝記念日」。
日本人には馴染みがありませんが、
ソ連がナチスドイツに勝利した日。
今日の記念日を前に
ロシアは大きな戦果を挙げられず。
ゼレンスキー大統領は先日、
「この戦争は何年も続く」
可能性を示唆しました。
戦争に【出口】が全く見えず。
あなたは経営者人生の【出口】が
見えていますか?
後継者も決まっている。
×歳で勇退予定。
×億円の退職金も準備OK。
自分に万一のことが起きても、
社員&家族を守るお金も手配済。
(経営者保険加入済)
このように、
自分の将来は希望で満ち溢れている。
出口が明確なる経営者は皆、
年齢関係なく、
エネルギッシュでバイタリティあり。
60歳であろうが、
65歳であろうが、
75歳であろうが、
80歳であろうが、
「人生百年時代」
を謳歌していらっしゃいます。
(拍手!)
経営者というのは、
大きな事業リスクを背負いながら、
日々懸命に生きる人種です。
経営者の人生ミッションは
以下の通りです。
▼社員の物心両面の幸福の追求
▼経営者の公私両面の幸福の追求
しかし、現実はどうでしょうか?
帝国データバンクによれば、
中小企業の実態は以下の通り。
▼経営者の平均年齢 62歳
▼後継者未決定 65.1%
▼経営者が70歳以上の企業数
245万社(2025年)
62歳になっても、
3社に2社は後継者決まらず。
経営者人生の出口対策が
明確に見えていない。
経営者自身が未来に
希望を持てていない。
そんな実態が
浮き彫りになっています。
「私は死ぬことを決めました。
手首を先ほど切りました。」
こんな相談を受けたら、
あなたはどうしますか??
日本に占星術を普及させた
第一人者でいらっしゃる、
ルネ・ヴァン・ダール・ワタナベ氏。
ワタナベ氏は2011年に死去。
ご生前にラジオ番組で、
『命の110番』
という人生相談コーナーを開設。
冒頭の相談をリスナーから受けた
ワタナベ氏はこう言ったとか。
「それは、もったいない。
あと1ヶ月生きていればねぇ~」
すると突然相談者の声色が変わる。
「えっ??
先生、一体どういうことですか?
1ヶ月後に僕に
何か良いことがあるんですか?」
ワタナベ氏はこう回答しました。
「でも、あなた、もう遅いでしょ?
手首をもう切っちゃったんでしょ?
だから、
1ヶ月後に何が起きるか、
教えてあげたって無駄でしょう。」
こうしてワタナベ氏は、
1人の命を救ったとか。
何か胡散臭い話(?)でありますが、
「人間は希望があれば、
生きることができる」
ことを物語るエピソードです。
だからこそ、
中小企業経営者も希望を持つべきです。
経営者自身が未来に
希望が持てていないなら、
希望を社員に与えることは
不可能でしょう。
日本の事業所の99.7%を
占めるのが中小企業。
全雇用者数の約70%は
中小企業で生み出されている。
それにもかかわらず、
「中小企業の3社に2社が
出口対策を持っていない」
という悲しい現実があります。
中小企業の後継者難は
社会的問題になっているのです。
このお話は次回に続きます。
今日も社長業を楽しみましょう。