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【GW渋滞リスク】人の行く裏に道あり花の山

こんにちは、JR大阪駅前のTFPグループ

税理士法人トップ財務プロジェクト代表

岩佐孝彦@税理士です。

GW真っ只中ですが、

「人混み&車の渋滞」

に気を付けなければなりません。

人が密集している所は、

すべてリスクです。

 

渋滞がなぜリスクかと言えば、

一定区間に人と車が密集すると、

誰かが必ず一定確率で

ミスをするからです。

 

自分は注意してミスしなくても、

他の誰かがミスをする。

 

そのミスが将棋倒しのごとく、

波及する。

 

気づいてみると、

誰かが起こした事故に巻き込まれ、

渋滞になり、

ノロノロ運転で皆がイライラする。

結果、心拍や健康に悪影響へ。

 

過去には、雑踏事故もありました。

明石花火大会歩道橋事故や、

ソウル梨泰院雑踏事故。

 

人間の体重は50~80キロはあるので、

人が倒れ合ったり、

ぶつかるのはリスクです。

 

車の場合、1~1.5トンあるので、

車同士が衝突するのもリスクです。

 

人間というのはミスをする生き物。

そのミスを誘発する状況がまさに

▼人混み

▼雑踏

▼車の渋滞

なのでしょう。

 

GW明けの5月8日より、

季節性インフルエンザと同様、

「コロナが5類に移行」

することになりましたが、

 

「リスク回避のための

 ソーシャルディスタンス」

 

は今後も留意すべきです。

 

人間同士はもちろん、

車にも当てはまりますね。

GW期間の今こそ、

お互い注意しましょう。

 

お金の世界にも同様に、

 

 「巷の定説との

 ソーシャルディスタンス」

 

は必要です。

 

世間には昔から、

定説が流布していますが、

思い込みがミスを誘発します。

 

▼税金をきちんと払わないと

 内部留保は貯まらない

  ↓

 会社第一主義の“地雷”

  ↓

 成功の復讐

  ↓

 自社株の高騰による相続税問題

 

▼公私混同は絶対NGだから、

 公私の区分は明確にする

  ↓

 自宅はプライベート的性格を

 有するため、個人名義で取得

  ↓

 サラリーマンと同じ買い方

  ↓

 住宅ローン減税の

 極めて少額の税効果のみ

  ↓

 公私並行経営の思考欠如

 

▼投資セミナーに参加したら、

 税効果を謳い文句とする

 節税商品の案内を受けた

   ↓

 その節税商品を買ったら、

 税務調査で否認へ

   ↓

 リスクの選球眼に問題あり

 

▼子供が小さいから、

 相続税対策なんて早いと

 ずっと高を食っていた

  ↓

 将来の相続税に頭を悩ませる今、

 後悔先に立たずの諺の重みを

 痛切に感じる今日この頃

 

▼税務署が地震・雷・火事・

 親父より怖いから、

 ことなかれ主義で経理処理

  ↓ 

 四角四面の杓子定規の決算申告

  ↓

 税務の世界での戦略的思考欠如

  ↓

 想定外が起きても、

 社員&家族を守れない財務基盤へ

 

 

上記はあくまで一例ですが、

巷の定説との

ソーシャルディスタンスを

取っていなければ、

【無知はコスト】

になりかねませんので、

注意が必要です。

人間や車が密集する所は、

リスクが大きくなるのと同様、

定説として、

多くの経営者の

思考エネルギーが密集する所は

リスク満載なのです。

 

【人の行く裏に道あり花の山】

 

という言葉があります。

 

群集心理と一線を画さなければ、

大きな果実は手にできません。

 

経営者という人種は、

危機的状況が起きれば、

常に矢面に立たされます。

 

会社は生き物ですから、

 

▼景気の悪化

▼得意先がいなくなる

▼資金繰りがうまくいかない

▼顧客からのクレーム

 

など色んな問題が起こり、

危機に陥ることもあります。 

 

そんな時でも、誰かに頼んだり、

上司にお願いするわけにいかない。

 

もうダメだとへこんでいては、

乗り越えられないどころか、

潰れてしまう。

 

群集心理とは別次元で、

【危は機なり】

という思考癖が必要でしょう。

 

ただ思考癖だけは不十分です。

経営の世界において、

「危を機にするには、

 最後は金がものを言う」

のは誰もが思うところ。

 

江戸時代のビジネス書の

ベストセラーとして、

『日本永代蔵』

があります。

 

井原西鶴はこの中で、

以下のように述べています。

 

「金は商人にとって、

 命の次に大切なものだ」

 

と言ったと思えば、

 

「金なんかあったって、

 死んだらおしまい。

 あの世まで

 持っていけない。」

 

と言う。そうかと思えば、

 

「金に拘泥するものじゃない」

 

と言ったかと思えば、

 

 「最後はやっぱり 

  金がものを言う」

 

と言っている。

 

話が行ったり来たりで、

矛盾だらけです。

 

ただお金というのは、

古今東西そんなものなのです。

 

お金の世界は本当に深い。

だからこそ、

経営者にはお金の教養が

必要です。

 

そこで私(岩佐)がこの度、

日本経営合理化協会に

上梓したのは以下の教材です。

……………………………………………

『最強のお金の危機対応術』

 ~ 想定外が起きても

   社員と家族を絶対に守る~

https://www.jmca.jp/prod/11916

……………………………………………

 

 

経理ルール大改正の2大イベントが

これから待っています。

 

▼2023年10月~

 インボイス制度

▼2024年1月~

 改正電子帳簿保存法

 

 

上記2大イベントは、

「国内全ての取引の完全把握」

という国税組織の悲願です。

 

「トーゴーサンピン」

という言葉を知っていますか?

 

国税組織が個人の所得を

どれだけ正確に把握しているか?

この割合を示した用語です。

 

▼10割(トー)… サラリーマン

▼5割(ゴー) … 自営業者

▼3割(サン) … 農林水産者

▼1割(ピン) … 政治家

 

ただ国税組織の将来ビジョンは、

「全国民&法人の10割

 ⇒ トーゴーサンピン破壊」

なのです。

ただ経営者として正しいお金の教養

を身に着けておけば、

「危機とのソーシャルディスタンス」

を常に保ちながら、

【人の行く裏に道あり花の山】

の境地に達することできるのです。

今日も社長業を楽しみましょう。

 

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