こんにちは、JR大阪駅前のTFPグループ
税理士法人トップ財務プロジェクト代表
岩佐孝彦@税理士です。
経営者は自宅不動産を
「社宅」
にすべきです。
社宅がなぜ有利なのか?
▼ローン金利
⇒全額損金計上OK
(ローン完済まで半永久的)
▼減価償却費(建物)
⇒ 損金計上OK
(注)木造が最も有利
▼固定資産税(建物&土地)
⇒ 損金計上OK
▼水道光熱費の一部
⇒ 損金計上OK
(注)
書斎等の事業用部分の
床面積に応じて合理的に配分
▼社長が法人に支払うべき
社宅家賃の計算式
⇒ 所得税基本通達に基づく
(注)
小規模住宅に該当する場合、
極めて有利に家賃設定可能
経営者にとって、
自宅空間は極めて大切です。
巷のサラリーマン同様、
単なるプライベート空間では
ありません。
億万長者メーカーで有名な、
ダン・ケネディ氏の著書、
『社長のための時間の使い方』
(ダイレクト出版)
にこんなくだりがあります。
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経営者がオフィスにいると、
平均して、
8分に1回邪魔をされている。
時間吸血鬼の中で
一番油断のならないのが、
“ちょっといいですか氏”
である。
「開かれた社長室」は、
勇気と創造性の
象徴なんかではない。
社長の私がオフィスにいると、
たくさんの質問が舞い込んだが、
不在の時は社員が問題を
自力で解決していた。
つまり、私がそこにいると、
私に直接アクセスできることで、
私の生産性のみならず、
社員の生産性までが減退していた。
そこに全くいないこと。
それが答えだ。
社長は自宅に籠り、
鉄人マーケッターになれ!
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優秀な社員にも絶対任せられない。
経営コンサルタントにも
アウトソーシングできない。
それは、
「会社について本質的に考える」
時間です。
社員や経営コンサルに対し、
「経営者の私になったつもりで
考えて下さい」
と依頼するのは経営者失格。
となれば、
「会社について本質的に考える
= 一人会議」
を行うのに最適な空間は、
自宅であることも多いでしょう。
平日であろうと週末であろうと、
全く関係なし。
経営者の行動実態から見れば、
「自宅
= 100%プライベート空間
= 憩いの場」
とは言えません。
自宅とは誰にとっても、
「絶対的な心理安全性」
が必要です。
家族が自分を非難したり、
傷つけたりしないとか、
気温が快適に保たれているとか、
防犯がしっかりしていて、
泥棒が絶対に入ってこないとか、
家賃の支払いのことで、
追い出される心配がないとか。
これらに加えて、経営者の場合、
8分に1回襲ってくる
時間吸血鬼に狙われない、
「タイムマネジメント上の
絶対的な心理安全性」
の空間でもあるのです。
だからこそ!
経営者は社宅化し、
節税チャンスを活かすべきです。
知っているか知らないかだけで
大きな差がつくのが、
お金の世界です。
そこで、
私(岩佐)がこの度、
日本経営合理化協会に
上梓したのは以下の教材です。
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『最強のお金の危機対応術
~ 想定外が起きても
社員と家族を絶対に守る~
https://www.jmca.jp/prod/11916
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357分(全5巻セット)の講話です。
全5巻セットの中の第4巻では、
『【不動産対策】
泣く社長 vs 笑う社長』
の講話を収録しております。
家は、人生最大の買い物。
自社ビルも、高額の固定資産。
不動産を購入するときは、
銀行借入とひも付きのケースが多い。
税理士登録25年超の経験則から、
「不動産との付き合い方次第で
お金を残せるかが決まる」
と言っても過言ではありません。
今日も社長業を楽しみましょう。