こんにちは、JR大阪駅前のTFPグループ
税理士法人トップ財務プロジェクト代表
岩佐孝彦＠税理士です。
黄砂が北日本から西日本にかけ、
広い範囲で飛来しています。
東京の都心で黄砂が観測されたのは、
一昨年5月以来だとか。
大陸から飛来する黄砂には、
国内に届くまでに有害な物質が付着し、
目のかゆみや結膜炎を
引き起こすことがあるとか。
ビジネスパーソンでも、
「コンタクトレンズ」
の使用の際にご注意を！
洗浄により砕けた花粉等の
粒子がレンズに残って、
粘膜を刺激する場合があります。
目のケアにお互い気を付けましょう。
こうしたコンタクトレンズを
初めとするガラスメーカーで、
光学機器を取り扱う有名企業とは？
ＨＯＹＡですね。
ＨＤＤ用のガラス基板事業の
世界市場占有率は70％超えとか。
今日のＨＯＹＡの礎を築いた
名経営者がいらっしゃいます。
「ＨＯＹＡ中興の祖」
と言われた、鈴木哲夫氏。
『小さな池に大きな魚を』
をスローガンに掲げ、
町工場から世界をリードする
高収益企業へ躍進させる。
ご生前にはこんな名言を
残しておられます。
……………………………………………
新しいことをやれば、
最初は必ず損をする。
だが、方向性が正しければ、
時間がかかるかどうかの
違いはあっても、
最終的には成功する。
……………………………………………
そんな偉大なる功績を残された
名経営者でありましたが、
【相続税追徴50億円】
の課税処分を受けました。
皮肉にもご自身の言葉に反し、
「最終的に成功する」
ではなく、
「最終的に失敗する」
という結末の相続税対策へ。
鈴木哲夫氏ご自身の
お言葉を裏返しすれば、
「方向性が間違っていれば、、
最終的に失敗する」
ということなのでしょうか？
この他にも、
▼潮田健次郎氏
（トステム創業者）
⇒ 相続税追徴60億円
▼滝崎武光氏
（キーエンス創業者）
⇒ 贈与税額追徴300億円
の課税処分へ。
ただ誤解しないで下さい。
彼らは決して脱税行為を
働いたわけではありません。
形式上は合法的に
「財産評価基本通達」
に基づいて相続税申告へ。
否認されてしまったのは、
「総則６項
＝ 税務署の伝家の宝刀」
を抜かれてしまったからです。
鈴木氏と潮田氏に共通するのは、
以下のパターンです。
「死の直前１年間で
短期集中型で一気に対策実行」
こうした行動パターンは、
“できる経営者の共通点”
と言えます。
P.F.ドラッカー氏は、
こう言いました。
……………………………………………
効果的な経営者の共通点は、
ひたすら
「１つの作業に集中」
する点にある。
彼らは大切なことのみを行い、
そのことが完了するまで、
他のことに目を向けないという
集中力を持っている。
……………………………………………
優秀な経営者ほど、
自尊心や自己愛が高い。
よって、自らの死を真剣に考えない。
普段は、本業のビジネスで忙しい。
優秀な経営者ほど、
ビジネスの第一線で
高齢になってもバリバリ働く。
その結果、
「最後の大仕事
＝ 相続税対策
＝ 大切な家族＆社員を守る
お金の危機対応」
が後手に回ってしまう。
ただ野村克也氏の名言、
「人間が絶対に勝てないものが
２つある。
それは、時代と年齢だ」
にあるように、
死期を悟る時がいつか来る。
その時に持ち前の集中力で、
短期集中型で対策を実行する。
しかし、
国税組織からみれば、
こうした動きは租税回避行為として
認定せざるを得ない。
経営者にとって、
「日本の相続税法の本質」
とは何か？？
▼社長人生の“成功の復讐”
▼最終章の“地雷”
▼会社第一主義の“罠”
■優秀な経営者はある意味、
“幸運”
と言えるでしょう。
松下幸之助氏も、
稲盛和夫氏も、
永守重信氏も異口同音に、
「自分は運が良かった」
とおっしゃっておられます。
皆さんの中には、
コロナの大打撃どころか、
コロナ特需の恩恵あり。
今日の物価高にも負けず、
価格転嫁に成功し、
高収益水準へ。
そんな有能な経営者も
多いのではないでしょうか。
しかし油断禁物！
あなたの今の状況は、
「幸運とは言えても、
幸福とは言えない」
のかもしれません。
かつて「歴史の父」と称された
ヘロドトスの名言です。
……………………………………………
人間死ぬまでは、
“幸運”な人とは呼んでも、
“幸福”な人と申すのは、
差し控えねばならない。
……………………………………………
経営者の誰もが、
“幸福”
を願っています。
経営者の人生ミッションは、
▼社員の物心両面の幸福の追求
▼経営者自身の公私両面の
幸福の追求
ではないでしょうか。
幸（運）を願うだけなら、
本業をひたすら頑張ればいい。
稼ぐことだけに
フォーカスすればよいのです。
しかし幸（福）を願うなら、
「お金の危機対応術」
を身につけねばなりません。
そこで、
私（岩佐）がこの度、
日本経営合理化協会に
上梓したのは以下の教材です。
……………………………………………
『最強のお金の危機対応術
～ 想定外が起きても
社員と家族を絶対に守る』
https://www.jmca.jp/prod/11916
……………………………………………
357分（全5巻セット）の講話です。
私（岩佐）が魂込めてお話し、
スタジオ収録しました。
……………………………………………
《出版記念ライブセミナー》
最強のお金の危機対応術
～ 想定外が起きても
社員と家族を守る ～
▼開催日時
令和５年５月１６日（火）
１４時～１６時３０分
▼場所：オンライン（Zoom）にて
（注）
ご参加の可否に関わらず、
収録動画とレジュメをお送りします。
▼参加費
12,000円（税込13,200円）
（注）上記は早割価格です。
（5月9日まで）
↓
↓
お申込みはコチラをどうぞ！
https://www.humannetwork.jp/service/nseminar/events/event/230516/
……………………………………………
会社について、
「本質的に考える」
ことができるのは誰か？
経営者しかいません。
全ての経営者はやり方次第で、
社員に任せられる仕事が
多いことを知っています。
しかし、
いかに優秀な社員に対しても、
「本質的に考える」
という仕事だけは任せられない。
「私（＝経営者）に
なったつもりで考えて下さい」
とコンサルタントに外注？
これも土台無理な話です。
経営者にしかできない、
経営者がやるべき仕事とは、
本質的に考え、
意思決定することです。
そのためには、
“追われる経営”
から決別せねばなりません。
仕事に追われ、
資金繰りに追われ、
時間に追われている。
目先のことしか見えない？？
経営者の視界にマイナス影響？？
実は今日の黄砂によって、
札幌市や熊谷市、高松市などで、
視程が10キロ未満だとか。
黄砂の影響で
私たちの視界にマイナス影響へ。
ただ経営者自身も、
“追われる経営”
と決別せねば、
経営者の視界にマイナス影響を
及ぼしかねいのです。
日々大変ご多忙の経営者にも、
上記出版記念セミナーに
ぜひご参加頂き、
▼想定外が起きても、
社員と家族を絶対に守る
▼将来何が起きても、
守るべきものを守る
というお金の危機対応術について、
「本質的に考える」
時間を確保しては
いかがでしょうか？
（お申込みはコチラ）
↓
↓
https://www.humannetwork.jp/service/nseminar/events/event/230516/
想定外が起きても、
視界良好な経営を目指すべし。
今日も経営のかじ取りを
楽しみましょう。
