こんにちは、JR大阪駅前のTFPグループ
税理士法人トップ財務プロジェクト代表
岩佐孝彦@税理士です。
侍ジャパン、世界一。
日本中が明るい話題に包まれましたね。
大谷選手が大会MVP。
ただ何と言っても、
「栗山英樹監督の手腕」
は私たち経営者の学びになります。
実はつい先日の週刊文春にて、
「栗山監督の愛読書」
として紹介された書籍があります。
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https://www.jmca.jp/media/index.html
『人の用い方』(井原隆一著)
(日本経営合理化協会)
2019年の北海道日ハム監督時代のこと。
日本経営合理化協会の
作間専務理事による
インタビュー記事がコチラ。
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【特別対談】
WBC日本代表
栗山監督の『人の用い方』
https://plus.jmca.jp/aidoku/post-15448.html
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とても良い学びになります。
(拍手!)
実は、
栗山監督推薦の井原氏の著書に
下記のくだりがあります。
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顧客・社員など近き者を
喜ばすことを
経営の根本理念とすれば、
名経営者とはまず、
近き者を喜ばすことの
できる人物だ。
こう述べると、
いかにも甘い経営者を思わせるが、
考えようによっては、
これほど厳しいものはない。
なぜなら近い者を喜ばせる
第一は企業の安泰成長である。
企業の安泰成長を期すためには、
“社員の【智】と【汗】”
を望まない限り不可能である。
智も汗も出せない者には
静かに居てもらうか、
静かに去ってもらう。
そんな冷酷さを持つ
経営者でなければならない。
この冷酷さこそが企業に対する
真の忠実と言えるものである。
【能】も【功】
もない人間に
名利を与えることはできない。
社員としても
自分が喜ぶにためには、
相応の厳しさを
覚悟しなければならない。
言い換えれば、
名経営者とは、
賞罰を公平に巧みに行うことの
できる者である。
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確かにWBCの采配を見ても、
“冷酷さ”
を感じました。
ダルや大谷の決勝戦での志願の
登板が美談となっています。
また、
村上選手を我慢強く使い続け、
最後2試合で大活躍した逸話。
その一方で、
全く出番のなかった選手もいる。
例えば、
広島カープの栗林投手の代役で
緊急招集された、
オリックスの山崎颯一郎投手。
1人の打者だけでもよいから、
温情を見せ、
投げさせてほしかった。
(泣)
しかし、
「チームの勝利(世界一)
= 企業の安泰成長」
で考えれば、
智と汗、能と功のある選手を
重用せざるを得ない。
一個人の夢や希望など、
聞き入れるわけにはいかない。
栗山監督のリーダーとしての
覚悟なのでしょう。
このように、
私たちには冷酷さが求められますが、
“今日の賃上げサバイバル”
の様相は、
あらゆる経営者にとって、
頭痛の種ではないでしょうか。
ただ今日の物価高も踏まえ、
経営者として覚悟を決めて、
対応せねばなりません。
実際のところ、
経済産業省のメガ補助金である、
【事業再構築補助金】
の要件として、
▼3~5年の全社ベースの
付加価値額
⇒ 年率平均3.0%以上
or
▼3~5年の従業員一人当たりの
付加価値額
⇒ 年率平均3.0%以上
のアップを見込む事業計画が
必須となっています。
(注)
付加価値額
= 営業利益+人件費+減価償却費
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冷酷さを常に心に刻みながら、
▼智と汗
▼能と功
を兼ね備えた社員には、
【賃上げ】
を臆することなく実行する。
これこそが今、
あらゆる経営者の使命なのです。
この使命を全うしていきたい。
そんな覚悟を持つ経営者を
私共は応援します。
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今日も社長業を楽しみましょう。