こんにちは、JR大阪駅前のTFPグループ
税理士法人トップ財務プロジェクト代表
岩佐孝彦@税理士です。
所得税確定申告期間が無事終了。
昨日は社内研修として、
『確定申告反省会』
を実施しました。
審理担当の御年64歳の重鎮2名の
弊社幹部より
“匠の技”
をスタッフ皆に伝授してもらいました。
その後は延期していた、
3名のバースデーサークルを開催。
特に労務部門のチーム力を
感じさせる良い時間となりました。
税務部門の正社員は
本日より5連休。
確定申告期間の代休取得です。
ただオフィスは通常営業ですので、
顧問先様におかれましては、
ご安心頂ければと存じます。
シリコンバレー銀行の破綻。
世界の金融市場に激震が走る。
日経平均株価も大きく値下がりへ。
一時期700円超の株安。
続いて、
クレディ・スイスグループの
経営悪化の不安が広がる。
長期金利が一時0.27%まで低下。
ファースト・リパブリック銀行の
経営難に対し、
米大手銀行11行が支援へ。
世界同時不況のシグナルか??
私たち経営者も
気を引き締めるべし。
金融機関破綻の報道から
経営者が心得るべきことは、
「対岸の火事ではなく、
他山の石とせよ」
ということ。
中小企業が金融機関から
融資を受ける際に注意すべきは、
【経営者個人保証】
の問題です。
金融機関自体の破綻ではなく、
自社が万一経営破綻すれば、
経営者は一体どうなるのか??
自宅も取られ、
身ぐるみ剥がされる危機にあり。
大きな事業リスクを背負う。
そんな宿命にあるのが経営者です。
これだけではありません。
経営者個人保証(=連帯保証債務)
は相続税法上も
恐ろしい取扱いになっています。
▼遺産分割の対象外
⇒ 法定相続分で引き継がれる
⇒ 事業に無関係の家族にまで
債務が及ぶ
▼相続税の計算上、債務控除不可
NHK大河ドラマは現在、
『どうする家康』
ですが、まさに
『どうする経営者』
なのです。
このお話は次回に続きます。
今日も社長業を楽しみましょう。