税理士法人トップ財務プロジェクト代表の
岩佐孝彦@税理士です。
経営者のタイムマネジメントでも、
【第2領域
= 緊急性は低いが、 重要性が高い領域】
のウエイトをいかに高めるか?
コヴィー博士の名著、
『7つの習慣』
でも説かれていますね。
第2領域のウエイトは、
会社の収益性と比例します。
もし経営者が目先に追われ、
【第1領域
= 緊急性も重要性も高い領域】
に時間を奪われる。
そうなれば間違いなく、
会社の収益性は低下へ。
社長の時間の使い方を見れば、
会社の収益性はわかります。
儲かる会社の社長は
第2領域の時間ウエイトが高い。
儲かっていない会社の社長は、
第1領域の時間ウエイトが高い。
もし収益性が低ければ、
“追われる経営”
に陥ってしまいます。
日常業務に追われ、
時間に追われ、
資金繰りに追われ、
すべてがパッシブに流され、
経営者自身がコントロール不能へ。
経営者は常に、
「第1領域ではなく、第2領域」
の世界に身を置くべきなのです。
インボイス&電帳法の対策を
今から始める経営者は、
【第2領域の世界】
で勝負することができます。
今なら、時間的余裕を
味方につけられるからです。
しかし面倒だからと
後回しにすれば、
いずれ法的期限は到来し、
絶対に逃げられませんから、
【第1領域の世界】
での勝負を余儀なくされます。
2大経理ルールの大改正に
対応しようとしていけば、
間違いなく、
混乱は起こるでしょう。
百戦錬磨の経営者なら誰しも、
円滑に進むとは思わないはず。
経理の現場は、
“インボイス地獄に伴う
激増の経理事務負担”
により高確率で疲弊します。
経営者のあるべきマインドは、
「悲観的に準備し、
楽観的に行動する」
ですね。
今日も社長業を楽しみましょう。