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経営者のストレスマネジメント対決 ~ アルコール vs 高級外車

こんにちは、JR大阪駅前のTFPグループ

税理士法人トップ財務プロジェクト代表の

岩佐孝彦@税理士です。

全ての優秀な経営者に共通するのは、

「健康管理の重要性」

を知っていること。

心と身体は密接な関係にあり。

身体の状態はメンタルに影響します。

メンタルに影響すれば、

判断力&実行力にも影響します。

心技体の3つはつながっている。

 

3つのうち1つでも

低いレベルにあれば、

全体のレベルを

大きく低下させてしまうのです。

 

経営者のパフォーマンスにとって、

重要な健康レベルに

最も影響を与えているのは何か?

 

【ストレス】ですね。

 

現代はストレス社会と言われます。

特に社長業はストレスが

蓄積しやすいと言えるでしょう。

 

先日のブログで既報通り、

▼賃上げ

▼解雇濫用法理

▼人手不足

の“三重苦”で経営を強いられる。

 

今後より一層経営者に

ストレスが溜まりやすい。

そんな外部環境の到来が

予測されます。

(汗)

 

法人の司令塔である経営者が

ストレスで心身共に悪い状態であれば、

良い戦略のアイデアなど

決して浮かびません。

行動の質と量も下がります。

 

これらは組織全体に間違いなく

マイナス影響を及ぼすでしょう。

 

従業員はモチベーションの維持を

経営者に委ねることができます。

しかし、

経営者はモチベーションの維持を

他の誰かに委ねることはできない。

モチベーション向上を従業員に

委ねるのは難しいでしょう。

 

従業員にモチベーションを

削り取られることは

あるでしょうが、、

(汗)

 

経営者は結局のところ、 

自らを鼓舞し続けて

いかねばならない。

 

よって、

「経営者のストレスマネジメント」

は大変重要なテーマです。

 

経営者の中には、

「ストレス解消法=アルコール」

という方も多いです。

 

確かにアルコールは医学的にも、

「ストレス反応を

 即座に抑えつける作用」

を有しているとか。

 

しかし、その代償は大きい。

お酒を飲めば、その日は終了。

その後は何もできません。

翌朝もすっきり起きられない。

仕事の生産性は間違いなく低下へ。

 

タイムマネジメントの世界では、

「時間割引率が高い」

のがアルコールと言われています。

 

(注)時間割引率とは?

目先にとらわれ、

将来の価値を割り引く率

ただテレビではアルコールに関し、

ネガティブな情報は流れない。

なぜなら、

テレビCMのスポンサーに

ビールメーカーが多いからです。

 

テレビではお酒のCMが

やたらと多い。

テレビ局との利害関係上、

アルコールのマイナス情報は、

テレビで絶対に流れないのです。

 

法人法上は、

「接待交際費の損金算入限度

 = 年間800万円」

となっておりますが、、

 

経費に落ちるか否かの前に

注意すべきは、

「経営者が世間知らずでは、

 会社を守れない」

ということです。

 

その他の経営者の

ストレス解消法としては、

「高級外車でドライブ」

というケースも多いです。 

ステイタスシンボルの点だけでなく、

「セーフティーネット」

の点からも経営者は、

高級車に乗るべきでしょう。

 

なぜなら健康保険法上、

「経営者 = 無保険状態」

であるからです。

健康保険法53条では、

以下の定めがあります。

…………………………………………

被保険者または被扶養者が

法人の役員であるときは、

業務に起因する疾病、負傷、

死亡に関して保険給付は行わない。

 (注)

被保険者数5人未満の

小規模事業所で、

社長が従業員と同じ

 作業をしている場合は除く

………………………………………… 

 

経営者の仕事中の事故に対し、

▼労災保険(特別加入除く)

▼健康保険

も給付ゼロなのです。

 

ただ高級外車は税務調査で

問題になりやすいのは確か。

 

「通常の業務遂行に

 本当に必要な車両なのか?」

 

という点でシビアに見られます。

経営者のストレス解消の一環で、

高級外車でドライブしたい??

 

これは税務調査では、

絶対に通用しないシナリオです。

新車に乗るのはサラリーマン。

お金を賢く残す経営者の場合、

中古派が圧倒的多数。

 

ベンツGクラスなど

値崩れしない車種であれば、

実質1割ぐらいの車両価格負担で

毎年乗換えも可能です。

 

つまり、

「法人名義の中古の高級外車

 = 簿外資産効果」

があるのです。

 

高級外車を買う時の

税務上のポイントは以下の通り。

 

▼3年10ヶ月落ちの中古車

⇒ 最もお得

⇒ 定率法で実質1年で経費化OK

 

▼カーナビ

⇒車両の本体とは

 別に購入するのが有利

 

▼期首に購入する必要あり

⇒ 減価償却費:月割計上

⇒ 納車完了が必須

⇒ 支払方法は一切問わず

(一括・ローン・リース)

 

▼取得価額2,000万円超の場合

⇒公私の区別が明確か?

⇒フェラーリ裁決(1995年)

 を参考に!

⇒使用記録等のエビデンス整備を!

 

経営者として、

あなたのストレスマネジメントは、

一体何ですか?

今日も社長業を楽しみましょう。

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