こんにちは、JR大阪駅前のTFPグループ
税理士法人トップ財務プロジェクト代表の
岩佐孝彦＠税理士です。
菅政権の内閣支持率は
発足後最低の３１％へ。
コロナ対策、効果出ず。
東京五輪の中止論も飛び交っています。
私たち日本人は今、
「強いリーダーシップ」
を求めています。
▼総理大臣 徳川家康
▼官房長官 坂本龍馬
▼経済産業大臣 織田信長
▼財務大臣 豊臣秀吉
▼財務副大臣 石田三成
▼厚生労働大臣 徳川綱吉
▼外務大臣 足利義満
▼総務大臣 北条政子
こんな内閣がもし
コロナ禍の今実現したら？
こんなフィクションを描いた
興味深い書籍を見つけました。
『もしも徳川家康が
総理大臣になったら』
（サンマーク出版）
眞邊明人氏によるビジネス小説です。
（ここからはフィクション）
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２０２０年。
新型コロナの初期対応を誤る。
そんな首相官邸でクラスター発生。
あろうことか、、
総理が感染し、死亡する。
かつてないほどの混乱へ。
日本政府はかねてから
画策していた
ＡＩとホログラムにより
偉人を復活させ、
「最強内閣」
をつくる計画を実行。
徳川家康を筆頭に
日本の歴史に名を刻む
錚々たるメンバーで構成。
「日本初のロックダウン」
「全国民に５０万円を
１０日間で配る方法」
「リモート万博」
など大胆な政策を実行。
最初は
「過去の人間に
政治ができるのか？」
と半信半疑だった国民も、
偉人たちの
“えげつない決断力と実行力”
に歓喜し、酔いしれていく。
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著者の眞邊氏は天才です。
（拍手！）
日テレＨＲアカデミア理事。
ＴＶ番組の演出家。
何といっても秀逸なのは、
「ビジネスの視点から歴史を研究」
されていらっしゃる点です。
私たち経営者にとっては、
歴史家よりも学びが大きい。
眞邊氏はこう言います。
「日本で最強の組織＝江戸幕府」
２６５年続いた長寿組織。
それこそが江戸幕府なのです。
このビジネス小説の中で、
「龍馬 vs 家康」
の対話シーンがあります。
時代が違いますので、
実際はあり得ませんが、、
………………………………………………
織田信長が“壊す”役割なら、
家康の役目は“つくる”こと。
家康はどんな世をつくろうと
しているのか？
それを知る必要がある。
龍馬はそう思った。
家康は龍馬にこう言った。
「わしがつくるのは
変わらぬ安寧の時代じゃ。
安寧とは、
ひとときも変わらぬ
人の願い、想いである。
その想いのためには
命を懸けて変えなければならない
こともある。
いつの時代もそれは変わらぬ。
安寧は簡単には手に入らぬ。
変わらぬものをつくるには
変えることを恐れてはならぬ。」
………………………………………………
フィクションですが、、
２６５年永続した組織の
礎を築いた偉人の言葉には
重みがあります。
歴史を紐解けば、、
徳川家は相続で
本当に苦労しています。
家光の時も危なかったとか。
家光と弟とどちらが継ぐか？
そこで春日局が
暗躍したわけです。
家光はポカーンとしたタイプ。
弟の方が可愛げが
あったそうです。
それで考え抜いた挙句、
こんな相続方針を出します。
「能力でやると喧嘩になる。
生まれた順番で行く。」
長子相続制を厳格に決める。
八代将軍吉宗は痴呆である。
弟は稀に見る秀才である。
それでも長男の吉宗に
相続させたわけです。
ただ長子相続制は
「平時」
には通用しても、
「戦時」
では通用しない。
賛否両論あります。
ただ組織の寿命は、
「帝王学の名著
＝ 貞観政要」
を読んだか否かで
変わったとか。
読まなかった
信長や秀吉は短命に終わる。
読んだ家康や北条政子は
繁栄を築いた。
トップリーダーが
「ゴーイング・コンサーン
＝ 永続」
をどこまで深く考えるか？
この大切さを家康から
学ぶことができるのです。
今日も社長業を楽しみましょう。
