こんにちは、JR大阪駅前のTFPグループ
税理士法人トップ財務プロジェクト代表の
岩佐孝彦@税理士です。
日本人として、マスターズ初優勝!
松山英樹選手の快挙!
海外メディアも賞賛。
米紙ワシントン・ポストは、
▼大谷翔平
▼大坂なおみ
▼羽生結弦
と並び、
「松山英樹 = 日本スポーツ界の最高位」
と評価しました。
マスターズ優勝は日本に
「ニューヒーロー」
を誕生させたのです。
経営者なら誰でも組織内で、
「ニューヒーローとなる人材」
が出てきてほしいと願うもの。
組織強化のために新規採用を増やす。
そんな経営者も多いでしょう。
新年度に際し、
新たな助成金が厚労省より発表へ。
令和3年度より、
「キャリアアップ正社員化コース」
が変更になりました。
この助成金は、
「非正規労働者を正社員にした場合」
に受給できる制度です。
具体的な金額は以下の通り。
▼有期 ⇒ 正規 : 57万円
▼有期 ⇒ 無期 : 28万5千円
▼無期 ⇒ 正規 : 28万5千円
(注)1社1年上限20人
但し、
令和3年度より支給要件の変更へ。
▼従来の要件
正規雇用等へ転換後6ヶ月で、
転換前6ヶ月より
「賞与を(含む)賃金総額
⇒ 5%以上」
増額していること
▼新たな要件
正規雇用等へ転換後6ヶ月で、
転換前6ヶ月より
「賞与を(含まない)賃金総額
⇒ 3%以上」
増額していること
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上記をまとめると、
「従来は賞与を含め、
5%以上昇給」
でOKだったため、
「賞与 = 調整弁」
として要件クリアできました。
しかし、
「今後は基本給自体の
3%以上昇給」
が必須になったわけです。
賞与はもはや調整弁にならず。
くれぐれも注意して下さい。
経営としては、
「ヒトを増やす
= 固定費を増やす」
ことに他なりません。
助成金でカバーしながら、
増員を図る。
これができれば、ベストです。
助成金と採用活動を
戦略的にリンクさせたいなら、
「キャリアアップ正社員化コース」
の新要件を念頭に置くべし。
今日も社長業を楽しみましょう。