先日、独立行政法人 中小企業基盤整備機構からグリーンの封筒が届きました。
「小規模企業共済からのお知らせです」
と宛名の下に書いてありました。
開封してみると【運用実績】の説明資料が入っており、
小規模企業共済資産の運用にあたっては、小規模企業共済法に基づき、
中長期的な観点から安全かつ効率的な運用を行っているとして、
下記数字が掲載されていました。
▼運用益 3543億円
▼運用利回り 4.56%
▼年度末運用資産 8兆278億円
(前年度末比 +2430億円)
この数字を見て、問題なさそうで一安心です。
小規模企業共済とは、国による事業主の退職金積立制度です。
私の考える【中小企業の危機管理3原則】は以下の通りです。
① 自助 … 社長のお金 = 会社を守る最後の砦
② 互助 … 日頃のビジネス社会での行い、金払いの良さが信用を生む
③ 公助 … お上の力を借りる、政府の中小企業支援策にうまく乗る
上記3原則のうちの【公助】をお金の面で考えれば、
▼埋蔵金(会社版) … 中小企業倒産防止共済
に対し、
▼埋蔵金(個人版) … 小規模企業共済
という位置づけにあります。
どちらも、独立行政法人の中小企業基盤整備機構でにより運営されている
公的制度です。
大変税効果も高く、
【社長のお金 = 会社を守る最後の砦】
という点で有効であるため、私どもでも顧問先のお客様に積極的に
推進しております。
さあ、これで小規模企業共済の運用状況に問題ないことが確認できましたので、
年始にあたり本業のビジネスを伸ばすことに集中できますね。
社長自身が自分のマネーストーリーに不安感を抱いていれば、
従業員の物心両面からの幸福の追求に真の意味で邁進することは
できません。
今日も社長業を楽しみましょう。