こんにちは、神戸の税理士の岩佐です。
年始にあたり、私たち中小企業経営者の多くが気になることの一つは、
今年の景気がどうなるかということ。
2014年は企業経営にとって、どんな一年になるか?
年末年始の日経新聞や経済誌などの情報を総合すると、
それほど悪い年にはならないと見てもよさそうです。
2014年のマイナス要因は何といっても、消費増税前の駆け込み需要の
反動でしょう。
ただ4月の消費増税直後に落ち込んだ後は、政府の経済対策や海外の景気改善
に支えられ、緩やかな回復にも泥との見方でほぼ一致しているようです。
1月5日付の日経新聞に主要小売業の52%が
▼4月の消費増税後に予想される売上の落ち込みは【半年以内】に解消する
と見ているとの記事がありました。
GDP(国内総生産)の約6割を占める個人消費の最前線に立つ小売業の経営者の嗅覚
は説得力あるかも?
また、日経新聞による主要企業の経営者20人の「2014年度のGDP伸び率」
平均は1.0%となっています。
以上から、今年の景気は暗いムードは少ないと言えるでしょう。
むしろ少し明るすぎるかも?
慎重になり過ぎるだけでは、面白味のない経営になってしまいます。
経営には大胆さも必要です。
注意力を働かせながらも、大胆不敵に事業を進めていく。
こうした経営の舵取りが2014年はやりやすそうです。
今日も社長業を楽しみましょう。