こんにちは、JR大阪駅前のTFPグループ
税理士法人トップ財務プロジェクト代表の
岩佐孝彦@税理士です。
春よ、来い。
そう言いたくなる季節が到来です。
経営者にとって今、
「春よ、来い」
と待ち遠しいのは、
「事業再構築補助金の公募」
の開始かもしれません。
予算規模は1兆2000億円。
今年度の補助金の目玉として、
大きな注目を集めていますね。
補助金の内容は以下の通り。
▼補助額
*通常枠
100万円~6000万円
*卒業枠
6000万円超1億円
(注)卒業枠:400社限定
⇒ 中小企業から中堅企業へ
成長する事業者向け
▼補助率 3分の2
対象は以下の通り。
▼任意の3ヶ月の合計売上高
⇒ コロナ以前と比較し、
10%以上減少
▼事業計画を認定経営革新等支援機関
(顧問税理士等)と一体で取組み
▼3~5年後の目標
⇒ 付加価値額3.0%以上UP
補助対象の経費は以下の通り。
▼建物費
▼建物改修費
▼設備費
▼システム購入費
▼外注費(加工・設計等)
▼教育研修費
▼技術導入費
▼広告宣伝費
▼販売促進費 etc.
3月公募開始と言われていましたが、、
経産省よりいまだ発表なし。
今月も10日というのに、、
なぜ、こんなに遅れているのか?
最大の理由はどうやら、
「基金設置法人」
が決まっていないからのようです。
2月上旬に
2度の公募にもかかわらず、
応札者なし。
その後、複数の団体に打診。
経産省によれば、
只今調整中とのことですが、、
現時点で何ら発表なし。
春はいつ来るのか??
(笑)
事務局はパソナに決定。
パソナと言えば、、
「持続化給付金」
の時に話題になりました。
サービスデザイン推進協議会を通し、
再委託先に指定されていたとして、
世間から批判の声が上がりました。
事務局(パソナ)は委託契約を
「基金設置法人」
と結び、
▼交付規程策定
▼審査・採択
▼交付決定
に係る業務を担当するとか。
このように見れば、
「基金設置法人 = お金の管理」
が事業の中心です。
事務局(パソナ)の方が
作業量は多いと思われます。
ただ金庫番が決まらなければ、
公募開始はできないのでしょう。
いずれにせよ、、
「基金設置法人」
さえ決定すれば、
経産省のサイトである日突然、
発表されることでしょう。
関心がある方は、
今のうちから準備を進めて下さい。
今日も社長業を楽しみましょう。