こんにちは、JR大阪駅前のTFPグループ
税理士法人トップ財務プロジェクト代表の
岩佐孝彦@税理士です。
えっ? まじ?
本当に戻ってくるの??
そのままアメリカで
プレーしてくれたらいいのに…
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オリックスファンの私(岩佐)は、
そう思っていました。
しかし(?)ついに決定!
田中将大投手が、
東北楽天ゴールデンイーグルス復帰。
野村克也監督はかつて、
「マー君、神の子、不思議な子」
と称していました。
星野仙一監督当時は、
24勝ゼロ敗で日本一へ導く。
ソフトバンクと対戦するだけでも
大変なのに、、
楽天もすごく強くなりそうです。
今季のパリーグは2強??
2年連続最下位に沈む。
そんなオリックスは、
今シーズンも本当にヤバい!
(汗)
今回のマー君獲得の裏では、
三木谷オーナーの大号令があったとか。
プロ野球界もコロナ禍で、
大打撃を受けました。
楽天も昨オフの契約更改の席上、
選手たちに対し、
「昨季の収支に関するデータ」
を開示し、理解を求めたとか。
にもかかわらず、
今回惜しみなく獲得資金を投入へ。
まさに“メガ補強”です。
三木谷オーナーの
事業家スピリッツに裏打ちされた、
“思い切った”ビジネス投資
と言えるでしょう。
三木谷オーナーが見せた
“メガ補強”
“思い切った”ビジネス投資
のエネルギーを拝受したい。
そんな経営者に朗報です!
1月28日のこと。
第3次補正予算が成立し、
“メガ補助金”
が誕生しました。
中小企業に対する
“思い切った”ビジネス投資
を支援する施策です。
その名は『事業再構築補助金』です。
補助総額1兆1485億円。
かなりの規模です。
今回の予算における
中小企業支援策の柱です。
補助金の内容は以下の通り。
▼補助額 100万円~1億円
▼補助率 3分の2
対象は以下の通り。
▼任意の3ヶ月の合計売上高
⇒ コロナ以前と比較し、10%以上減少
▼事業計画を認定経営革新等支援機関
(顧問税理士等)と一体で取組み
▼3~5年後の目標
⇒ 付加価値額3.0%以上UP
補助対象の経費は以下の通り。
▼建物費
▼建物改修費
▼設備費
▼システム購入費
▼外注費(加工・設計等)
▼教育研修費
▼技術導入費
▼広告宣伝費
▼販売促進費 etc.
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「これは美味しい補助金だな。
最大1億円ももらえるのか。
じゃあ、
色々買いたいと思っていた
設備をこの際買っちゃおう!」
なあんて思うかもしれません。
しかし、ちょっと待った!
設備投資をしたからといって、
簡単にゲットできる
補助金ではありません。
端的に表現すれば、
『事業再構築補助金
= ビジネスモデル変革補助金』
とも言える補助金だからです。
経済産業省によれば、
具体的事例は以下の通り。
(経済産業省リーフレットより抜粋)
▼高齢者向けデイサービス
⇒ 病院向け給食・事務等の
受託サービスの開始
▼半導体製造装置部品製造
⇒ 洋上風力設備の部品製造の開始
▼映像編集向け画像処理サービス
⇒ 医療向け診療サービス開始
▼航空機部品製造
⇒ ロボット関連部品・
医療機器備品製造の立上げ
▼和菓子製造販売
⇒ 化粧品製造販売の開始
▼ガソリン販売
⇒ フィットネスジム運営の開始
▼ヨガ教室
⇒ オンライン型ヨガ教室の開始
▼伝統工芸品製造
⇒ ECサイトでの販売開始
などなど。
上記をまとめると、
補助金獲得のキモは何か??
以下のいずれかを満たす必要あり。
▼自社の強みを活かし、異分野に進出する
or
▼オンライン化・デジタル化に 取り組む
異分野進出を成功させるのは、
一朝一夕では無理でしょう。
アンゾフの成長ベクトルでは、
▼市場深耕(既存商品×既存市場)
▼新商品開発(新商品×既存市場)
▼新市場開拓(既存商品×新市場)
▼多角化(新商品×新市場)
があります。
市場深耕と比べれば、
「新市場開拓」
「多角化」
といった異分野進出はハードル高し。
詳細は過去のYotubeチャンネルへ。
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『心に残る「幕の内弁当」はない』
(約12分)
このように考えれば、
「DX = オンライン・デジタル化」
を推進し、売り方を変える。
この方が取り組みやすいかもしれません。
事業再構築補助金の公募要領は、
3月に発表予定です。
ご興味のある方は今から、
構想を練っておきましょう。