こんにちは、JR大阪駅前のTFPグループ
税理士法人トップ財務プロジェクト代表の
岩佐孝彦@税理士です。
バイデン大統領の誕生へ。
第46代米大統領の就任式が
まもなく行われます。
しかし、
首都の緊張は頂点に達しているとか。
トランプ氏の支持者が先日、
連邦議会を一時占拠する事件勃発。
「トランプ派 vs バイデン派」
厳戒態勢が敷かれています。
1861年の南北戦争以来か?
米国は今「社会分断」の情勢です。
バイデン氏は就任演説で、
「分断が進む米国社会の融和」
を訴える予定とか。
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トップが交代し、
「分断から融和」
が求められる。
これは米国だけではありません。
中小企業における
「M&A」
の現場も同じこと。
買い手の経営者に求められる
ミッションとも言えます。
M&Aが失敗する要因は、
▼簿外債務
▼偶発債務
といった財務面だけではありません。
デューデリジェンス(資産査定)を
綿密に実施し、
「トップ面談」
で合意したら万々歳ではありません。
労務面のリスクもあります。
トップ交代後の
現場のキーマンの退職です。
まさに今日の米国のように、
「分断」
が組織内で起こるのです。
M&A成功の秘訣は事前に、
「この会社のキーマンは誰ですか?」
「辞められたら困る人材は誰ですか?」
と率直に聞き、
「現場のキーマン面談」
が必須です。
そうしたうえで、
現場の不満を一つずつ解消する。
そんな経営方針を打ち出す。
すると、現場に
「新社長は違う。
よし、この人についていこう!」
という空気に一気になります。
この過程でまさに
「分断から融和」
が実現できるのです。
お金とヒトの両面から、
M&A交渉をしっかり進めて下さい。
今日も社長業を楽しみましょう。