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【2021年事業計画考】不可能を可能に変質させる

こんにちは、JR大阪駅前のTFPグループ
税理士法人トップ財務プロジェクト代表の

岩佐孝彦@税理士です。

経営者のあなたは年始に際し、

 2021年はこんな計画で行こう」

 と思いを巡らしているでしょう。

 古今東西、すべての経営者が年始に

 「計画」

 を打ち立てます。

 計画は一般的に、

 ▼実現可能なものでなくてはならない

 ▼事実に立脚していなければならない

 ▼ムリとムダがあってはならない

 ▼科学的なものでなくてはならない

 ▼納得のいくものでなければならない

 と言われてきました。

しかし、こうした考え方に異論を唱える。

 そんな人物がかつて存在しました。

 “社長の教祖”の異名を持つ。

 そうです! 一倉定氏です。

 55年前に経営者を震撼させた

 「反逆の書」

 が昨年蘇りました。

 日経BP社より、

 『マネジメントへの挑戦 復刻版』

 が出版されたのです。

 この書籍の中で一倉氏は、

 「計画の在り方」

 について以下のように述べています。

(強烈なフレーズのため、覚悟を!)

正月ボケは完全に吹っ飛ぶ?)

 

 …………………………………………………

過去の事実に立脚しなければ

行動できない奴はアホだ。

われわれは

“実現可能なもの”

を実現させるのではない。

こんなことは誰にでもできる。

こんなことをするのなら、

経営者はいらない。

会社が生き抜くためには、

「不可能なものを可能なものに

 変質させる」

こと以外にないのである。

これをやり遂げるために

経営者は必要であり、

存在価値がある。

「できもしない計画を立てても

 仕方がない」

「実施が上手くいかないのは、

 計画にムリがあったからだ」

と自分の怠慢を棚に上げ、

「計画」

に罪をなすりつける。

そんな権威者があまりにも多すぎる。 

 …………………………………………………

 

 

 “一倉節”全開ですね。

 (笑)

 一倉流に言えば、

 「計画」

 とは以下の通り。

 

▼生きるためのもの

▼競争に勝つためのもの

▼実現不可能に見えるもの

▼事実に立脚しないもの

▼ムリがあるもの

▼非科学的なもの

▼納得がいかないもの

 

1918年生まれで、1999年ご逝去。

 享年80歳。

 日本経営合理化協会より、

 「一倉定の社長学シリーズ」

 を1975年に出版。

 

▼大山健太郎氏(アイリスオーヤマ)

▼柳井正氏(ファーストリテイリング)

▼田鍋健氏(積水ハウス)

▼大社義規氏(日本ハム)

▼藤井康男氏(龍角散)

▼高原慶一朗氏(ユニ・チャーム)

▼青井忠男氏(丸井)

▼藤田田氏(日本マクドナルド)

▼福本正雄氏(積水化成品工業)

▼丸田芳郎氏(花王石鹸)

▼潮田健次郎氏(トステム)

▼都築幹彦氏(ヤマト運輸)

など。 

 

 

古今東西の著名な経営者から

絶大な支持を得る。

そんな名コンサルタントが時空を超え、

 現代の私たち経営者に対し、

 「コロナだから仕方ない」

 なんて言い訳せず、

 「自社が生きるための計画」

 「不可能を可能に変質させる計画」

 を年始に立てるべし。

 そう喝を入れてくれたと

解釈したいところです。

今日も社長業を楽しみましょう。 

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