こんにちは、JR大阪駅前のTFPグループの
税理士法人トップ財務プロジェクト代表の岩佐孝彦@税理士です。
本当に暑い日が続きますね。
暑さ厳しい折柄、皆様もご自愛ください。
さて、証券会社がかつて集まっていたエリアがありました。
その地域は、兜町。
この地で証券専門の書籍を取り揃えた「千代田書店」があった。
その書店のカリスマ店長だった、前野晴男氏の著書があります。
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『こっそり読みたい相場の法則』(日経BP社)
この本には古今東西の格言がズラリ紹介されています。
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▼損をしたければ、確実なものに投資せよ
▼青年は、安全な株を買ってはならない
▼ウォール街に一獲千金の必勝法などない
▼株で一攫千金を夢見ると、必ず失敗する
▼相場は百回のうち五十一回当たれば満足である
▼相場の道、すなわち孤独に徹すること
▼商人は一時の利に誇ることなく、一時の損に驚くことなかれ
▼相場は戦なり、されど戦わずして勝て
▼人が皆、売る時に買い、人が皆、買う時に売れ
▼主力株の騰落には押目の戻りあるも、雑株の騰落は一本調子なり
▼思惑よく当たるとき、勝に乗るべからず
▼一に損切り、二に損切り、三に損切り
▼商売は見切りを大切とす
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相場というより、「商売(ビジネス)の本質」に関する格言もあり。
上記の中で最もインパクトがあるのは、
『損をしたければ、確実なものに投資せよ』
の格言ですね。
これはウォール街で長く伝えられる格言だとか。
収益力や知名度が高いといわれる。
そんな優良企業の銘柄が必ずしも、
儲かる株でないことを意味しています。
証券会社の営業マンから、
「この株は安全確実です。」
と言われ、儲かった試しなし??
現在の株式市場を見ても、
東証一部よりマザーズ市場の株の方が勢いがあるのも頷けます。
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また中でも印象的だったのは、「損切り」の話が多かったこと。
ビジネスでも相場の世界でも、
「100%うまくいく」
はあり得ない。
上記格言でも、「51%当たれば満足」というフレーズあり。
となると、、
「損切り」こそが株式投資、いやビジネスの要諦である。
そんな真実が理解できます。
コロナ不況をチャンスに!
今日も社長業を楽しみましょう。