こんにちは、JR大阪駅前のTFPグループの
税理士法人トップ財務プロジェクト代表の岩佐孝彦@税理士です。
日曜日の日経新聞にこんな記事が出ていました。
『コロナで弱る首相の感度』
140日間休みなし。安倍首相も大変でいらっしゃった??
本当にお疲れ様でございます。
ジムにも通えず。(岩佐と同じ、笑)
週末は私邸や首相公邸にて、
「1日1万歩」
を目指し、歩いていらっしゃったとか。
これが緊急事態宣言期間中の総理の健康管理法でした。
しかし何より痛かったのは、
「夜の会食がなくなった」
ことだったようです。
総理にとって、会食は内閣支持率を保つ秘訣でした。
人と直接会って話すのは、、
世論の受け止めを見定めるアンテナとなるとか。
そんな貴重な機会をコロナ禍が総理から奪ったのです。
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その結果、総理は世論の行方を何度か読み誤る。
一度決定した「30万円」支給を撤回。
減収世帯限定の施策でしたが、、
結局、一律10万円支給となったのは、その典型でしょう。
「もう少し早く判断すべきだった」
総理は率直な反省を周囲に語っていたそうです。
このときの判断の遅れは、悪循環の始まり??
内閣支持率は最低タイ(39%)へ。
そんな総理の夜の会食も3ヶ月ぶりに再開になったとか。
内閣支持率は再び上がるのか??
今後の安倍政権に注目ですね。
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安倍総理同様、、
「トップの判断がいかに大切か??」
というのは『桶狭間の戦い』でも同じ。
今川義元の首を討ち取った織田信長ですが、、
この時の義元の判断を反面教師にしていました。
桶狭間から10年後。「金ヶ崎の退き口」での出来事。
織田信長 vs 朝倉義景。
信長は優位に戦いを進めていた。
しかし、妹婿で同盟関係にあった浅井家の裏切りに遭う。
信長、絶体絶命のピンチ!!
この時に信長は、どんな判断を下したのか??
「自分一人だけすぐに脱出」
したのです。
前回お話した『OODAループ』ですね。
▼Observe(= 観察)
▼Orient(= 状況判断)
▼Decide(= 決定)
▼Act(= 行動)
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義元はこれができなかった。
逃げ遅れたたため、討ち取られた。
大将を失った大軍はその後、どうしたのか?
2万5千の兵のうち、信長の奇襲で5千は壊滅状態。
ただそれでも、2万の大軍はまだ残っていました。
その後、織田軍に報復したのか??
大将の敵を討つ。
そのためにスピーディに動けば、
信長に勝つことができたはず。
信長軍はわずか2千5百の兵でした。
しかし、義元亡き後の大軍の兵たちは、
三々五々に国元へ帰っていったのです。
今川軍は統率が取れていました。
しかし、トップが突然いなくなった。
司令塔をひとたび失えば、何も決められない。
何も行動できない。そんな組織に成り下がってしまう。
義元というカリスマを失った今川家は、
武田信玄にその後滅ぼされるのです。
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信長はそれをよ~く見ていました。
トップの健在。
これこそが組織維持において何より大事である。
だからこそ、、
金ヶ崎の戦いでピンチに遭った信長は、
誰を連れていくともなく、
自分だけ真っ先に戦場から脱出し、無事に帰還した。
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私どもの創業以来の理念があります。
『経営者のお金はエゴではない。
組織を守る最後の砦である。』
経営者のお金が討たれたら、
健全経営はできなくなります。
トップのお金は極めて大事です。
▼資産運用
▼資産防衛
withコロナ時代の今だからこそ!
この2点に邁進して下さい。
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1年前に発刊した、
『令和時代にお金を賢く残す社長の新ルール』
https://www.jmca.jp/ranking/download
が日本経営合理化協会における
「売れ行きランキング6位」
で異例のロングセラーへ。
こんな現象が今見られるのも、
全国の経営者の中で、
「資産防衛」
の意識が高まっている証でしょう。
(お買い上げの皆様、本当にありがとうございます!)
ピンチをチャンスに!
コロナ不況を共に乗り越えましょう。