こんにちは、JR大阪駅前のTFPグループの
税理士法人トップ財務プロジェクト代表の岩佐孝彦@税理士です。
コロナ報道が連日続いている中でありますが、
先日息子の大学受験の発表がありました。
結果は、合格。
浪人しなくて済むことになりました。
私(岩佐)の大学の後輩になります。
母校医学部卒で医師であるとともに、
事業家でいらっしゃる先生から、
こんなメッセージを頂きました。
「ご子息の大阪市大合格、おめでとうございます。
愚生も杉本町での生活が思い出されます。
強力な後継者候補が誕生されましたね。
ますます貴法人が発展されること間違いなし。
本当に良かったです。おめでとうございます!」
その他、息子の受験を応援下さった
クライアントの皆様、ありがとうございました。
将来経営者の道を志し、大学で会計士の勉強をしたい。
そんな息子の受験に際しては、
『すでに起こった未来』
を見る重要性を再認識させられました。
20世紀の「知の巨人」と言われた、
ドラッカー氏はこう言いました。
…………………………………………………
重要なことは、
すでに起こった未来を確認することだ。
すでに起こり、元に戻ることのない変化、
しかも重大な影響をもつことになる。
そんな変化でありながら、
未だ認識されていないものを知覚し、
かつ分析することである。
特に人口の変化は、
労働力、市場、社会、経済にとって、
最も基本となる動きである。
すでに起こった人口の変化は、逆転しない。
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大学の将来性は、その立地の地域経済力で決まります。
息子の通った高校は神戸にありました。
ただ総務省の調査によれば昨年、
神戸市の人口減少数は全国でワースト。
USJ再建を果たした、森岡毅氏。
神戸大学出身の同氏も神戸新聞で以下のコメントをされています。
「神戸の未来はやばいです。震災後、港湾機能が分散した。
そんな経緯もあり、時代に取り残されました。
廃れかねないと危機感を持っています。」
(神戸市民の私はとても残念です。)
一方、大阪市は2025年に万博決定。
東京五輪後の日本経済を大阪万博が牽引する。
エコノミストは異口同音にそう分析しています。
そして、母校をリサーチすると、
『すでに起こった未来』
の存在が明らかに。
▼2年後(=2022年)
大阪市立大学と大阪府立大学の統合
↓
全国の国公立大学で3位の学生数のマンモス大学へ。
*1位:大阪大学
*2位:東京大学
*3位:新大学(=大阪都立大学?)
*4位:京都大学
*5位:九州大学
↓
獣医学部が独立して設置
↓
フルライン大学へ
↓
西日本唯一の医学部と獣医学部の
併設による最先端医療研究大学へ
▼5年後(=2025年)
大阪都心のシンボルの大阪城公園東の
森ノ宮に新キャンパスが誕生
↓
事業費1000億円規模
(注)
同年開催予定の大阪万博の建設費は1250億円
↓
関西で最強の立地を誇る新大学誕生
↓
都心型スマートシティの「知の拠点」
として新しい大阪のシンボルへ
5年後、関西地区の大学序列は激変へ。
市大と府大の統合は文字通り、
『1+1=3』
のパワーを有する。
塾&教育業界では、そんなふうに予測されています。
ただ新大学の名称はまだ正式に決まっていません。
今年11月の大阪都構想の
住民投票で正式に決議されれば、
『大阪都立大学』
に決まる??
大阪市立大学は今コスパが高い!?
今のうちに潜り込んでおくのがお得!?
(笑)
私(岩佐)はセンター試験前に息子にこう言いました。
「経営者を志す人間が絶対に心得ておくべきこと。
過去の固定観念で、物事を見てはいけない。
過去の常識にとらわれてはいけない。
次に何が来るのか?
将来何が伸びるのか?
時流をしっかり見極めるべし。
未来の“大阪都立大学”に絞り、選択と集中で頑張れ!」
夏まで高校野球に青春を燃やし、
下降線を辿っていた成績でしたが…
滑り込みセーフ。
顧問先のお客様におきましては、
本当にありがとうございました。
息子の入学手続きに同行し、
約30年ぶりにキャンパスを歩くと、
私の学生時代にはなかった、
斬新なデザインの建造物がありました。
「高原記念館」
偉大なるOBのユニ・チャーム創業者の
高原慶一朗氏が寄贈されたとか。
米経済誌フォーブスの日本富豪2017年6位。
資産総額5,000億円。
コロナショックの中でも、
不況に強い業界が日用品トイレタリー。
ユニ・チャームは花王とともに、
連続増配記録は日本トップクラスです。
母校のキャンパスを久しぶりに訪れ、
【不況抵抗力】
のエネルギーを拝受しました。
今日も経営のかじを楽しみましょう。