こんにちは、JR大阪駅前のTFPグループの
税理士法人トップ財務プロジェクト代表の岩佐孝彦@税理士です。
新年あけまして、おめでとうございます。
年始に際し、経営者が気になることは何か?
やはり、今年の景気動向ですね。
そこで、帝国データバンクによる、
『2020年の景気見通しに対する企業の意識調査』
の内容をシェアさせて頂きます。
有効回答企業数は1万46社。
▼2020年の景気見通しについて
*「回復」局面を見込む企業 6.8%
⇒ 2年連続で1ケタ台
*「踊り場」局面になると見込む企業 32.8%
*「悪化」局面を見込む企業 37.2%
⇒ 2年連続で増加(過去3番目に高い水準)
▼2020年の景気への懸念材料
*人手不足 46.2%
*中国経済 34.8%
*原油・素材価格上昇 24.9%
*米国経済 22.8%
*消費税率変更 22.1%
▼景気回復のために必要な政策
*人手不足の解消 39.6%
*個人消費の拡大策 33.8%
*所得の増加 31.3%
*公共事業費の増額 26.7%
*個人向け減税 26.5%
以上のように、景気の先行きについて、
1年前より厳しい見方を強めている企業が多い。
そんな傾向が見えてきます。
今年の景気動向はこのように不透明ですが、
経営者として私たちが肝におきたい名言があります。
山内溥氏(任天堂三代目社長)のお言葉です。
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経営の世界は流動的であり、
いつまでも成長し続ける保証はどこにもない。
そして、予想しなかったことが起きても、
経営者は「私は関係ない」と言えない。
だから、体質を強化し、何が起ころうとも、
社員や取引先がショックを受けない会社をつくる。
それが私の仕事だ。
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任天堂を世界的企業に育て上げた。
そんな名経営者のお言葉には重みがあります。
2020年は東京五輪イヤーですね。
日々の事業活動の中で“金メダル”を手にできるように、
お互い頑張ってまいりましょう。
2020年も社員一同、お金とヒトの両面から、
ワンストップでご支援できるように尽力してまいります。
本年もどうぞよろしくお願いします。