こんにちは、JR大阪駅前のTFPグループの
税理士法人トップ財務プロジェクト代表の岩佐孝彦@税理士です。
ヤフーとLINEの経営統合。
先日、経済界にビッグニュースが入ってきましたね。
国内で最大規模のユーザー数を持つ、
IT企業同士の経営統合。
両社の経営統合の効果については、メディアを賑わせてきました。
例えば、サービス連携として考えられるのは何か?
LINEのトークで盛り上がった
ファッションアイテムがあったとします。
そんな時もこれからは…
ZOZO(ヤフー傘下)のアプリを起動させる必要なし。
LINEの中で買えてしまう??
また、PayPayモールのキャンペーンで
付与されたポイントがあります。
PayPayボーナスライトです。
今後はこれを使い、LINEスタンプが買えるようになる??
ただ両社の真の経営統合の狙いは何か??
それは、以下の4つの【シナジー】と言われています。
▼マーケティング事業における【シナジー】
▼集客における【シナジー】
▼フィンテック事業における【シナジー】
▼システム開発における【シナジー】
ヤフーの利用者数は5000万人。
LINEの国内利用者数は8000万人。
つまり、両社の統合によって、
「最大のユーザー基盤」
を獲得できる。
そうすれば、アウトプットとして、
▼マーケティング
▼集客
▼フィンテック
▼システム開発
のシナジーを通じ、競争優位が確保できる。
これこそ今回の経営統合の真の狙いである。
そう言われているのです。
キーワードは【シナジー】ですね。
シナジーとは何か?
日本語では、『相乗効果』といいます。
それでは、相乗効果とは何か?
『7つの習慣』(キングベアー出版)
44ヶ国語に翻訳。全世界3000万部。
日本でも累計200万部。まさに世界的ベストセラーです。
著者のスティーブン・コヴィー氏は、
この中で以下のように述べています。
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相乗効果とは何か?
2つ以上のものが合わさることで、
成果が上がったり、メリットが増えたりと、
掛け算式で効果を広げられることをいう。
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事業家で『相乗効果』の天才と言えば…
小林一三氏。
阪急東宝グループの創業者です。
同グループは、阪急電鉄や宝塚歌劇団を擁しています。
小林一三氏の事業理念は以下の通り。
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乗る人がいなくて赤字になるなら、
乗る客を作り出せばよい。
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鉄道を拠点に沿線の住宅地開発、
百貨店経営など幅広く関連事業を展開。
沿線地域を発展させながら、鉄道事業との
『相乗効果』
を追求しました。
今日の私鉄経営のビジネスモデルの原型を
創造したといわれています。
コヴィー氏の提唱する、
「2つ以上のものが合わさることで、
掛け算式で効果を広げる」
ことを事業モデルで具現化したのです。
私どもTFPグループも税理士法人と社労士法人の
『相乗効果』
を追求し、お金とヒトの両面からワンストップで
オーナー経営者をご支援する体制を敷いております。
また、私(岩佐)は幼少の頃、阪急ブレーブスのファンで、
阪急西宮北口駅にある西宮球場に足しげく通いました。
これが現在オリックスファンの私(岩佐)の原点です。
(笑)
小林一三氏が築かれた阪急沿線のエネルギーを拝受し、
『相乗効果』を常に意識していきたいと思います。
今日も社長業を楽しみましょう。