こんにちは、JR大阪駅前のTFPグループの
税理士法人トップ財務プロジェクト代表の岩佐孝彦@税理士です。
前回のブログで、税金&社会保険の“壁”について考えました。
ただ私たちは生きていく中で、人生の“壁” に必ず直面します。
目の前に“壁”が立ちふさがっている。
何かに行き詰まっている。
そんな“壁”にぶつかったとき、
自分自身をどのように奮い立たせ、勇気づけ、乗り越えるのか?
これはとても大切なことです。
特に経営者の場合、行き詰まれば、一攫千金を狙いがちです。
しかし、令和の時代に入り、新規顧客を集めるための、
無差別な広告の効果はなくなった。
そんなふうに言われます。
今年9月の消費増税前の駆け込み需要も、
一昔前に比べれば、大きくはなかった。
『心の野球 ~ 超効率的努力のススメ』(幻冬舎)
桑田真澄氏(元読売巨人軍)の著書に、
こんな記述があります。
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練習したからといって、すぐに結果が出るものではない。
毎日コツコツ努力していると、
人間はある日突然、成長する。
これを僕は「成長の法則」と呼んでいる。
階段の形のグラフだと思ってほしい。
試行錯誤を重ねても、あるところまでは、
変化なくまっすぐ進んでいく。
そして、いきなり垂直に上に伸びる。
そのあとはまた変化なく、
まっすぐに進み、ふっとまた上に伸びる。
その繰り返しなのである。
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正しい経営理念のもと、
コツコツ良い仕事を積み重ねていけば、
「成長の法則」
が待っているのかもしれません。
長野県の有名なトップ企業の
伊那食品工業の塚越社長の提唱する、
「年輪経営」
に相通ずる言葉です。
また、「成長の法則 =ブレイクスルー」です。
ブレイクスルーとは次の意味です。
「それまで障壁となっていた事象を突破すること」
いかに“壁”を突破していくのか?
社会保険対策だけではありません。
あらゆる経営の場面で求められることです。
三木谷浩史氏(楽天創業者)には以下の名言があります。
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ブレイクスルーを起こすには、
100%の力ではダメです。
120%出さなくてはいけない。
それをやれるかどうかという差は、
大きいと思います。
一つ言えるのは、頭を使って、
成功するまでやり続けることです。
それには自分のエネルギーレベルと
ゴールへの執着心が必要なんです。
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100%では甘い! 120%出せ!
ハンマーで頭をガツンと叩かれた気分です。
(汗)
120%のエネルギーでコツコツ努力する。
その先にこそ、“ブレイクスルー”
が待っているのでしょう。
いつか私たちの目の前に突然広がる、希望に満ち溢れた、
ブレイクスルーの世界へ向けて…
今日も社長業を楽しみましょう。