こんにちは、JR大阪駅前のTFPグループの
税理士法人トップ財務プロジェクト代表の岩佐孝彦@税理士です。
令和の時代は竹下総理のように “おしん”
の精神で耐え忍ぶことが求められる。
そんな時代になるかもしれません。
令和の時代は恐らく、平成の時代以上に厳しい経営環境が
待ち受けているでしょう。
その理由は人口動態にあります。
世界に類を見ない少子高齢化の時代。
人口増加&高成長の時代が人口減少の時代に転じる。
そうなれば、多くの仕組みが180度転換します。
すでにその兆しが見えています。
例えば、売上に対する考え方です。
かつて、売上を伸ばすことに疑問を挟む人はいませんでした。
しかし、今はどうでしょうか?
『売上を、減らそう』(ライツ社)
こんなタイトルの本が売れる時代が到来しています。
長時間労働、低賃金が問題となり、
ブラックと呼ばれる外食業界。
そんな中で、
「社員を犠牲にしてまで追うべき数字なんてない。」
という理念が反響を呼ぶ。
著者の中村朱美氏率いる店舗「佰食屋」。
TV東京「ガイアの夜明け」で特集されました。
「なぜ、100色限定なの??
100食以上売ったら、もっと儲かるのに。」
「昼だけじゃなくて、夜も売ったら儲かるのに。」
こんなことを周囲から何度も言われながらも、
昼だけの1日100食限定にこだわる。
「社員の働きやすさ」と「会社の利益」の両立を生んだ。
そんな奇跡のビジネスモデルとして、
多方面から賞賛を受けているのです。
新しい時代の幕開けを感じさせます。
今日も社長業を楽しみましょう。