こんにちは、JR大阪駅前のTFPグループの
税理士法人トップ財務プロジェクト代表の岩佐孝彦@税理士です。
一定レベル以上にお金を稼ぐ経営者に共通すること。
それはほぼ例外なく、【時流適応】を
常日頃より意識されていることです。
私(岩佐)が税理士の仕事に対し、
「天職発想」
「最高のやりがい」
を感じることができるのは何故か??
税理士という仕事は、クライアントの経営者の懐の中身を
つぶさに観察できるポジションにある。
よって、帳簿上でお金の使い方を拝見しながら、
百戦練磨の経営者人生を疑似体験できる。
税理士法38条の守秘義務に基づき、
その内容は決して口外できませんが、
税理士業務を通じ、最高の人生勉強をさせて頂いております。
(顧問先のお客様の皆様に感謝!)
ただ私(税理士)が申し上げたいのは、
▼お金を稼ぐ力と残す力は別モノ
ということです。
お金を稼ぐのが長けている経営者が
残す力も優れているとは限りません。
▼稼ぐ力
▼残す力
この2つは全く別次元の話です。
お金を稼ぐ場面と残す場面では、
脳の使いどころが違うのかもしれません。
脳は大きく2つに分かれています。
▼右脳 … 感覚、感情、直観、勘
▼左脳 … 論理、ロジック
【時流適応】
これは稼ぐ場面だけで、
求められていることではありません。
お金を残す場面でも必要不可欠なのです。
:
:
:
平成までの元号の出典は、77。
すべて中国の古典に由来していたとか。
ただ今回の改元は、
▼日本の国書典拠としたのは初めて
▼みんなの歌集である『万葉集』から採用
という点で、歴史的転換と言われています。
磯田道史氏(国際日本文化研究センター准教授)は、
こうコメントしました。
「日本史で何度も繰り返されてきたが、
海の向こうに強い他国が現れると、
国家意識が高まる。
幕末のペリー来航時には、
国学が非常に流行した。
いま中国の台頭があって、やはり、
日本ということを強く意識している。」
辰巳正明氏(国学院大学名誉教授)は、
以下のコメントをしました。
「歴史的に、日本が困難な状況になると、
万葉集がはやる。
鎌倉時代もそうだった。
明治には、正岡子規が万葉集に帰った。」
:
:
:
識者の見解を分析すれば、今回の改元の時代背景には、
『国難』がいま存在していることがわかります。
それでは、中小企業にとって、
経営環境における『国難』とは何か??
具体的には以下の4つです。
▼人手不足時代
▼超高齢化時代
▼大増税時代
▼後継者難時代
では、上記4つの国難に対するお金を残すための
【時流適応戦略】
とは何でしょうか?
答えは以下の通りです。
▼助成金 ⇒ 人手不足時代にお金を残す戦略
▼社会保険対策 ⇒ 超高齢化時代にお金を残す戦略
▼役員退職金 ⇒ 大増税時代にお金を残す戦略
▼持株会社 ⇒ 後継者難時代にお金を残す戦略
「令和時代に時流適応戦略でお金を残す。」
このことを強く意識し、新時代の幕開けに臨むべし。
新年度を迎えるこの時期に新元号が変わる。
これほど大きなきっかけはありませんね。
まさにこうしたタイミングを好機とし、
新たな決意を固め、第一歩を踏み出されてみては
いかがでしょうか。
鳩山元総理がツイッターで、
「新元号で政府もメディアもはしゃぎすぎ」
とツイートしたとか。
世間の風潮は確かにそうした面が
あるかもしれません。
しかし、新年度スタートに伴い、
*新年度の助成金が厚労省よりまもなく発表
*今年度の決算申告から開始される税制改正項目
があり、当社は浮かれていられません。
新元号発表の時間帯は、毎月恒例の
社内行事のバースデーサークル開催中でした。
その後、NHKのテレビで新元号を
社員全員で確認しました。
令和時代にお金を残す力をご支援できるように、
当社も新たな決意を固めた次第です。
そんな狼煙を上げるべく、今月は、
日本経営合理化協会の新教材の収録が待っております。
令和が良い時代になるように、頑張っていきましょう!