家康公と最澄の名言を親子で肝に銘じたい。
こんにちは、神戸の税理士の岩佐です。
先日の静岡講演前に久能山東照宮に参拝したときに【東照宮遺訓】として
家康公の名言が書かれていました。
その中で特に心に響いたのが、
「勝つ事ばかり知りて負くるを知らざれば害その身に至る」
という言葉。
あの家康公も戦で大敗を喫したことがあります。
武田信玄に敗れた【三方ケ原の戦い】。
這う這うの体で自分の居城に逃げ返った直後、自分の苦々しい姿の似顔絵を描かせて、
これ以後その絵を自分の戒めにしていた。
これが260年余続いた江戸幕府の基礎になりました。
【負け】は己を成長させる糧になるのです。
「会社は成長する限り問題はなくならない」といわれます。
日々次々と起こる問題を乗り越えて、経営者は人間が磨かれる。
そして、この言葉を経営者としての己自身もそうですが、親として息子に肝に銘じさせたいと思っていました。
あと半年の息子の少年野球ラストイヤー。
先週末も少年野球一色でした。
GWの悔しい敗戦をプラスに転化できるか?
チームにはそれが問われる試合が土日と続きました。
結果は? 見事土日共にコールド勝ち!
GWの敗戦を活かし、【形から入って心に至る】とばかりにアンダーシャツも紺から赤に変え、
チームは連勝街道まっしぐらです。
その一員に息子がなれたことに大変感謝!
また微力ながらチームの勝利に貢献できました。
日曜日の試合は先発のマウンドでしたが、ノーヒットノーランを達成。
試合終了後に監督さんからウイニングボールをもらい、家に帰ってから私のスマホを取り上げ、嬉しそうに写真を撮っていました。
私のブログやフェイスブックに写真を載せてほしいとの息子のリクエストがあったので、
掲載させて頂きます。いつも親バカで申し訳ありません。(笑)
途中、連続四球で苦しい場面もありましたので、百点満点の出来ではなかったですが…
完投してチームの勝利に貢献するという最低限の仕事ができましたので、安堵です。
敗戦投手にならずによかった…(笑)
【一隅を照らす】
これは比叡山を開いた伝教大師・最澄の名言ですね。
「あなたが、あなたの置かれている場所や立場で、ベストを尽くして照らして下さい。
あなたが光れば、あなたのお隣も光ります。町や社会が光ります。」
これは天台宗のサイトよりの引用ですが、
息子には今、少年野球を通じ【一隅を照らす】ことを身体で覚えてほしいと思います。
そして、私たちビジネスパーソンも仕事の場でこれを実践していかないといけないですね。
経営者は特に自分の率いる組織を社会の中で【一隅を照らす存在】にしていかねばなりません。
さあ、今週一週間も心新たに【社長業】を楽しみましょう。