こんにちは、大阪駅前の税理士法人トップ財務プロジェクトの岩佐孝彦です。
今日の一冊はコチラ!」
『40代からの成功哲学』青木仁志(アチーブメント出版)
私も40代半ばを過ぎましたが、この本の冒頭のフレーズにドキッとさせられました。
「40代は成功のラストチャンス ~ これがいつまで続くのか?」
身が引き締まる思いですね。(笑)
それでは本日の赤ペンチェックを見てみましょう。
▼先細りの人生が見えてしまった人には、40代の今がピーク、もしくは
落ち目のように思えるかもしれませんが、残りの可能性に目を向けられる
人にとっては、40代がさらなる高み、頂点を極めるための通過地点、ベース
キャンプになります。
▼40代とはどういう時期でしょうか?
お金の面だけを考えれば、この10年間で豊かな人生を歩めるかどうかが
決まります。
「若いときの苦労は買ってでもしろ」と言われますが、それは成功体験を
身につけるためです。勝ち癖、勝ちパターンとも言えます。
前向きな考え方、「できる!」という自信、これなら勝てるという自分の
土俵があれば、40代で存分に力を発揮できます。
つまり、目に見える大きな成果は40代のがんばりが左右されるのです。
▼事実、私の人生も45歳ぐらいから少しずつ上向いてきた実感があり、
花開いたと確信を持って言えるのは50代になってからです。
▼40代はこれまで培ってきたものを統合し、新たなステージを切り拓く
時期です。全体を設計し直すことで無形資産を最適分配でき、成果も
出しやすくなります。
▼自分を見直す4つの質問
・やり残していることはないか?
・これまでに大切にしてきたものは何か?
・最も時間とお金を注いできたことは何か?
・それらを失くしたとき、自分に残るものは何か?
▼人生の全体像を描く
①17~27歳 学習の段階
②28~35歳 指導力開発の段階
③46~60歳 富の形成の段階
⑤61歳以上 社会還元の段階
▼大きな絵を描く
▼40代になってから必要なのは「自分という存在が、社会や身近な人間関係
で活かされている」という自己効力感です。
これから晩年に向かって、こうした感覚はさらに強まっていきます。
▼年老いた男が空に向かってつぶやきました。
「神様、私を若返らせてください。20代の自分に戻してください。必死に
働いて、世の中のため、人のために役立ちますから」
男の願いは叶いませんでしたが、ある啓示を受けました。
「おまえの身体を若返らせることはできない。だが、おまえには若さを
与えているだろう。おまえのところで働いている若者たちが、おまえに
対する私の愛だ。おまえに与えた若い人たちを育てなさい。世のため、
人のために役立つ人間に育てなさい。そうすることで、おまえは悔いの
ない人生を送ることができるだろう」
40代からは、自分の成果を追い求めるだけでなく、リーダーシップを
発揮し、周囲の人を成功のサイクルに巻き込んでいくことに意識を
向けましょう。
▼これまでの繰り返しをやめる
▼魅力のある人間になる
人生の目的を遂げようと、一貫性をも持って懸命に生きている人。
人のため、社会のために、役に立つ生き方をしようとしている人。
相手の求めているものを惜しみなく与える人。
このような素養がそなわっている人でしょう。
決してお金持ちや社会的な地位の高い人、特別な才能に恵まれた
人物ではありません。
▼魅力的な人物になるためには3つのポイントがあります。
1. 社会正義に反しない生き方をすること。
2. 他の人々の欲求を満たす手助けをすること。
3. 自己が定めた目的目標を自らの意志で達成していくこと。
▼現実と真実と事実の違い
真実は「上司から旅行を止めるか、会社を辞めるかどちらかを選べ」と
言われたことです。
事実は「旅行に行けない」ということ。
現実は「旅行に行けない」という事実に対する 2人の妻の反応と、それぞれが
子どもたちの思考に与える影響です。
前者の家庭では、子どもたちはお父さんを尊敬するでしょう。
お母さんがそのような現実を創ったのです。
ところが後者の家庭はどうでしょうか?
父親と一緒に出かけることはなくなり、お父さんはだんだん家庭内で
孤立して、子どもたちとのコミュニケーションは減っていくでしょう。
家庭以外のことに居場所を求めるようになるかもしれません。
▼同じ事象に対して、違う現実が存在するのはなぜでしょうか?
捉え方が違うからです。しかし、その思考の違いが私たちの現実を
創っていきます。
▼現実と真実は違います。
幸せになるために、幸せになれる選択をしましょう。
それは、物事を肯定的に見て、受ける愛より与える愛に喜びを感じる
生き方です。
▼突然変異では成功しない
▼一足飛びには成功できません。
自分がラクに流されていないか、理性的に鑑みて地に足をつけて
成長していける場所で力を発揮しましょう。
今日も社長業を楽しみましょう。