こんにちは、JR大阪駅前のTFPグループ
税理士法人トップ財務プロジェクト代表
岩佐孝彦@税理士です。
所得税確定申告期間真っ只中。
ご承知の通り所得税率は、
累進構造になっています。
つまり、所得が高くなればなるほど
高い税率が課せられます。
この時期に経営者が意識すべきは、
ご自身の所得として、
以下の4つのラインでしょう。
▼850万円
▼1,800万円
▼2,400万円
▼2,500万円
給与収入【850万円】を超えれば、
【給与所得控除195万円】
の上限に達する。
課税所得【1,800万円】以上で、
【税率50%(住民税含む)】
が課せられる。
合計所得金額【2,400万円】以下なら、
【基礎控除:一律48万円】
であるが、
合計所得【2,500万円】を超えれば、
【基礎控除ゼロ】
になる。
以上、経営者個人に係る所得税の
4つの重要ポイントです。
まずは経営者自身が個人として
幸せでなければならない。
自分が満たされていないのに、、、
他人(=社員)を満たす次元まで
思いを馳せることはできません。
日本の事業所の99.7%を占める
中小企業では、
会社と社長個人は家族を含め、
表裏一体です。
人手不足時代の中で、
経営者と社員が共同歩調で
豊かになっていくには、
経営者自身の自己犠牲を
前提としたビジネスなど
あり得ないのです。
顧問税理士と知恵を絞り、
環境変化対応を図っていくべし。
今日も社長業を楽しみましょう。