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【インフレ対応】リーン&ストラテジック

こんにちは、JR大阪駅前のTFPグループ

税理士法人トップ財務プロジェクト代表

岩佐孝彦@税理士です。

 

今日は「スポーツの日」の祝日ですね。

私(岩佐)はゴルフなど、

今は球技を一切しておりませんが、

週4~5日は3.5キロのランニングは

欠かさずやっております。

運動は健康管理上、大切ですね。

 

さて、人件費の抑制努力は、

もはや限界に達しています。

 

ヒトを安く使うという発想は

通用しなくなりました。

 

利益を“絞り出す”べく、

 

人件費を無理に抑制した結果、

現場が崩壊すれば、

 

顧客サービスは劣悪なものになり、

オペレーションが成り立ちません。

 

但し、経営の普遍的な原則として、

 「利益=売上-経費」

である以上、

 

業績が良い時に大判振る舞いすれば、

従業員は喜ぶかもしれませんが、

そんなことは長続きしません。

 

むしろ会社を根っこから

腐らせる結末を迎えかねません。

 

経営者の“緩み”は、

組織全体の“緩み”につながります。

 

その結果、

ムダな経費ばかりが増え、

贅肉過多の脆弱な組織に変質へ。

 

十分注意しなければなりません。

10月から値上げになったのは、

人件費だけではありません。

 

2,911品目の食品も値上げへ。

年内最大の値上げラッシュとも

言われています。

 

経営者は、

【インフレ対応型ビジネスモデル】

に変革していかねばなりません。

 

インフレ型ビジネスモデルを

実践するためには、

 

“従来のコスト重視型の

デフレ対応型モデル”

 

を捨てなければなりません。

 

利益に対する概念を

変えなければならないのです。

従前のデフレ対応型モデルは、

 

▼利益

=コストを削減し、“絞りだす”

 

という概念でも通用しました。

 

しかし時代は大きく変わった。

 

これからのインフレ対応型モデルは、

 

▼利益

=経営の質を高め、 “創造”する

 

という概念でなければならない。

 

デフレ時代に日頃から、

「コスト重視・経営効率」

を重視してきたマインドと

真逆が求められているのです。

 

従前のデフレ時代は、

【ローコストオペレーション】

が重要視されてきました。

 

これからのインフレ時代は、

【リーン&ストラテジック】

でコストと付き合うべし。

 

リーン(Lean)とは、

“贅肉が無く、引き締まった筋肉質”

という意味です。

 

つまり、

 

▼節減できることは節減する

▼生きガネだけを使う

 

ということです。

 

ストラテジック(Strategic)とは、

 “戦略的”

という意味です。 

 

つまり、

 

▼節減できたコストを

 戦略的な投資に回す

 

ということです。

大切なのは、

ローコストオペレーションの

ように、

 

コスト削減一辺倒に

走るのではなく、

 

リーンとストラテジックを

必ずペアで考えることです。

 

そうすることで初めて、

現場と力を合わせ、

経営の質を高めることができ、

 

その結果として、

持続的成長を遂げる企業に

成長発展していけるのです。

今日も社長業を楽しみましょう。

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