こんにちは、JR大阪駅前のTFPグループ
税理士法人トップ財務プロジェクト代表
岩佐孝彦@税理士です。
相続税は不条理な税金です。
「二重課税」
の側面があるからです。
経営者であれば生前に、
所得税や法人税、消費税を始め、
納税義務をしっかり果たしてきた。
それなのに、あの世に行っても、
残された家族を追いかける税金。
それが相続税なのです。
しかも、自社株や不動産など
換金性の低い資産も課税対象へ。
世界各国は減税か縮小に
向かっていますが、
日本は世界の潮流と天邪鬼??
2015年の基礎控除縮小に続き、
相続大増税第2弾の発動へ。
令和6年1月1日より、
【生前贈与加算の7年延長】
が施行されています。
本当に
相続税は不条理な税金です。
ただ一流の人間は知っている。
世の中には不条理さがあることを。
著名人や名経営者など、
各界トップランナーなど、
3千人以上にインタビューしてきた。
そんなライターの上阪徹氏の著書、
『マインド・リセット
~ 不安・不満・不可能を
プラスに変える思考習慣 ~』
(三笠書房)
にこんな記載があります。
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彼らは世の中や人生の不条理さ、
不合理さをしっかりと
受け止めている。
人生が思い通りにならないなんて、
当たり前のこと。
そもそも世の中は、
*不条理
*不合理
*不平等
*理不尽
で残酷なもの…
この現実に気づいている
からこそ強くもなれるのです。
そもそも人生は苦しい。
苦しい現実を突きつけられても、
「どうして自分ばかり
こんなことに!?」
とはならないのです。
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素晴らしい洞察力ですね。
一流人の思考は一味違います。
ご多分に漏れず、
相続税を見れば、
税務の世界も不条理が存在する。
そんな真実を知ることができます。
だからこそ、
生きた税法の知恵を知り、
強く生きていきたいものですね。
今日も社長業を楽しみましょう。