こんにちは、JR大阪駅前のTFPグループ
税理士法人トップ財務プロジェクト代表
岩佐孝彦@税理士です。
昨日、出版記念ライブセミナーが
無事終了しました。
共催のヒューマンネットワーク様も
お申込み多数の久々の大盛況で、
大変喜んでおられました。
また参加者リストを見て、
講師の私もビックリ!
顧問先様より多数お申込み頂きました。
有料であったにもかかわらず、
重ねて御礼申し上げます。
本当にありがとうございました!
日経新聞に先日こんな記事が
掲載されていました。
『賃上げ率31年ぶり高水準
3.89%』
対象はあくまで308社の
上場企業の平均値ですが、
賃上げドミノは止まりません。
ただこの記事に対するエコノミストの
上野泰也氏の見解は以下の通り。
▼問題は高い賃上げ率の持続性
▼世の中の雰囲気に押され、
無理に高い賃金を実施した企業が
少なからず存在している
これは的を射た見解に思えます。
全社レベルの人件費で見れば、
3%程度の賃上げは、
経営的にかなり重たいでしょう。
しかし、
賃上げを頑張った経営者に対し、
断腸の思い(?)で
悲報を書かせて頂きます。
(汗)
ニューヨークの
ナンバーワン不動産会社の創業者。
バーバラ・コーラン氏は著書、
『大きなケーキは人に譲ろう』
(ソニーマガジンズ)
の中でこう述べています。
……………………………………………
昇給は感謝されるが、
その有難みはすぐに忘れられる。
昇給はあっという間に
古いニュースになってしまう。
それより予想外のボーナスの方が
お金を使い果たした後も甘く、
充実した気分を残してくれるものだ。
……………………………………………
例えば、賃上げになっても、
社員側から見れば、
「あぁ、上がったな」
とは思うでしょうが、
ワクワクする感覚はないでしょう。
すぐに当たり前となって、
忘れられてしまうものです。
経営者がどんなに覚悟をもって、
賃上げしたとしても、、、、
(汗)
だから、
私(岩佐)は常日頃より、
「賃上げだけで終わってはいけない」
と提唱しています。
賃上げを要件とした
▼補助金(経済産業省)
▼助成金(厚生労働省)
▼優遇税制(財務省)
のフル活用を実践し、
“経営者の賃上げの痛みを緩和”
する施策が必要不可欠です。
今日も社長業を楽しみましょう。