税理士法人トップ財務プロジェクト代表
岩佐孝彦@税理士です。
会社の未来は“三択”だけです。
▼上場する
▼売る
▼長く続ける
長く続けるなら、
▼親族(内)承継
▼親族(外)承継
の大きく2つがあります。
上場したり、売るとなれば、
「財務透明性の向上」
が何より重要です。
棚卸が適正に
計上されていなかったり、
簿外債務の存在が明るみになれば、
一気に信用を失います。
M&A交渉は即刻打ち切りへ。
買い手から見れば、
M&Aはリスク満載です。
財務デューデリジェンスを
緻密に行なっても、
想定外の事態が買収後に
生じるリスクがあります。
長く続けるとなっても、
「同族に後継者がいない」
のであれば、
【資本と経営の分離】
を追求し、
【持株会社=ホールディングス】
の設立を検討せねばなりません。
但し、
持株会社を作りさえすれば
OKという話ではありません。
銀行借入に依存せずに
持株会社を設立せねばなりません。
金融機関の営業トークに騙され、
“究極の晴れたところに傘をさす”
の罠に陥ってはダメなのです。
自社株に係る相続税が
たとえ安くなっても、
次世代に無用な借金を背負わせたり、
会社のキャッシュフローの健全性を
損なわせてしまっては元も子もなし。
このように、
経営者人生の出口戦略を
いざ進めようと思っても、
“思わぬ地雷”
を踏んでしまっては
意味がありません。
経営者人生の出口戦略を
賢く設計するためには、
▼親族(内)承継
▼親族(外)承継
▼第三者売却
のゴールから逆算し、
▼新事業承継税制
▼組織再編税制
▼経営資源集約化税制
▼相続時精算課税制度
などの税制を巧みに駆使する。
そんな必要性があります。
上記税制には目まぐるしく
近年の改正が入っており、
最新情報をマークしておくべきです。
そこで私(岩佐)がこの度、
日本経営合理化協会に
上梓したのは以下の教材です。
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『最強のお金の危機対応術』
~ 想定外が起きても
社員と家族を絶対に守る~
https://www.jmca.jp/prod/11916
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357分(全5巻セット)の講話です。
第3巻では、
『家族&社員を導く“社長の出口戦略”』
の講話を収録しております。
昭和40年の70歳の時、
松下幸之助氏はこう言いました。
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青春とは心の若さである。
希望にあふれ、勇気に満ちて、
日に新たな活動を続ける限り、
青春は永遠にその人のものである。
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すべての中小企業経営者に
希望の光を!
今日も社長業を楽しみましょう。