こんにちは、JR大阪駅前のTFPグループ
税理士法人トップ財務プロジェクト代表
岩佐孝彦@税理士です。
経営者のあなたに質問です。
「自宅不動産の固定資産税の納付書」
が役所から今月届きましたか?
その宛先は、
「個人? 法人?」
のどちらかチェックして下さい。
「何を言ってんるだ?
自宅なんだからさ。
そんなこと聞かなくても、
個人宛に決まっているじゃないか。」
と思った方に警告です。
経営者たる者、
「自宅が個人名義」
ではお金を残せません!!
固定資産税は、
不動産を所有する人に対して、
課税される税金です。
不動産所有の維持コスト。
毎年1月1日時点での
登記簿に記載されている
所有者に対し、
毎年この時期に納付書が
役所から郵送されてきます。
税理士として残念なのは、
「個人名義で
住宅ローンを組んで、
自宅を建てる経営者」
です。
これは、
巷のサラリーマンや公務員と
同じ自宅の買い方です。
経営者たる者、これでいいのか?
自問自答してみましょう。
金持ち父さんで有名な
ロバート・キヨサキ氏に
こんな名言があります。
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金持ちは資産を手に入れる。
中流以下の人たちは
負債を手に入れ、
資産だと思い込む。
…………………………………………
巷のサラリーマンには、
一定のパターンがあります。
当初は賃貸マンションに
住んでいても、
「家賃を毎月払うのが
もったいないから、
資産形成のため、
持ち家を買おう」
と考えます。
そして、
「35年の住宅ローン」
を組み、自宅不動産を買う。
結果として、
莫大な金額の金利を
金融機関へ生涯にわたり払う。
住宅ローン減税も
居住後13年で終了。
多くの人々にとって、
「自宅不動産 = 資産」
というのは幻想なのです。
実態としては、
「住宅ローン = 負債」
なのです。
「社長のお金はエゴではない。
会社を守る最後の砦である」
と提唱しておりますが、
巷のサラリーマン同様、
“中流以下の住宅の買い方”
で経営者がお金を残せない。
そう考えています。
このお話は次回に続きます。
今日も社長業を楽しみましょう。