こんにちは、JR大阪駅前のTFPグループ
税理士法人トップ財務プロジェクト代表
岩佐孝彦@税理士です。
金融商品系に
安易に手を出してはダメです。
上場株式投資や投信信託についても、
同様です。
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証券会社の営業マンを見たら、
泥棒と思え。
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「長期投資」
のスタンスで手掛ける。
これが王道です。
令和5年度税制改正大綱では、
【コインランドリー節税規制】
が盛り込まれました。
具体的には従来認められていた
以下の2つの優遇税制が適用アウト!
▼中小企業経営強化税制
▼中小企業投資促進税制
本業以外で取り組む場合の
税効果が消滅します。
法人の決算対策においても、
こんな節税商品には注意を!!
▼オペレーティングリース
▼海外不動産
▼トレーラーハウス
私共ではこれらは
決して推奨しておりません。
簡単に説明してきましょう。
▼船舶オペレーティングリース
初年度に大きな損金計上OK(支払いは初年度1回のみ)
↓
しかし以下の4大リスクあり!
*中途解約できないリスク
*元本保証されないリスク
*リース先が破綻するリスク
*航行中に事故が起きるリスク
▼海外不動産2020年度税制改正にて、
海外不動産の赤字と他の所得と
損益通算禁止(所得税)
↓
但し、法人税は改正なし
↓
法人セーフ vs 個人アウト
↓
法人:4年で減価償却OK
(注)米国は中古優良物件多い
↓
しかし以下のリスクあり!
*為替リスク
*物件管理上の問題
(現地視察困難)
*米国でも申告の必要性
(注)
二重課税は回避OK
(外国税額控除)
▼トレーラーハウス
↓
減価償却年数 … 4年
↓
期首に購入が有利
⇒ 減価償却費【月割】計上
↓
ランニングコスト
⇒ 自動車税1台10,200円のみ
↓
一定期間経過後の買取保証あり
↓
しかし以下のリスクあり!
*税務否認リスク
⇒ 車両ではなく「建物」認定?
⇒ コンテナリースの二の舞?
税金を払いたくないばかりに
近年流行の金融商品系の
節税商品はお勧めできません。
個人&法人の両面で
くれぐれもご注意を!!
今日も社長業を楽しみましょう。