こんにちは、JR大阪駅前のTFPグループ
税理士法人トップ財務プロジェクト代表
岩佐孝彦@税理士です。
私たちは年末年始の計画的有給休暇制度
8連休を経て、今日から仕事始めです。
低重心経営の時代下で、
2023年のスタートに際し、
名経営者は何を考えているのか?
日経ビジネスの先月号と今月号に
登場されたのが下記2名の経営者。
▼永守重信氏(日本電産創業者)
▼柳井正氏(ユニクロ創業者)
お二人のコメントを熟読すると、
同じフレーズがありました。
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「想定外」を言い訳にしたらダメ。
もしそれを言ったら経営者失格。
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事業環境の激変があったから、
赤字でも仕方ない?
そんな考えはもってのほか。
赤字は倒産の入口である。
赤字は絶対に出してはいけない。
その赤字を隠そうと、
粉飾決算なんて言語道断ということ。
そんな強い覚悟が
トップに求められるというお話。
不確実性が高まる時代には、
「想定外」
が必ず起きるというもの。
大切なのは、
「経営者たる者
= 想定が起きても、
揺るぎない存在」
でなければなりません。
世界不況がもし今年来れば、
悲観論で世間は染まるでしょう。
マスメディアが間違いなく、
悲観的なニュースを流し、
不安を駆り立てます。
しかし、
世間の悲観論に流されることなく、
トップリーダーたる者は、
“希望の旗”
を絶対に降ろしてはいけない。
想定外がいかに起きようと、
▼家族
▼従業員とその家族
を絶対に守らねばならない。
永守重信氏はリーマンショック時に
「役員報酬ゼロ」
「従業員の給与一律5%カット」
したそうですが、景気回復時に、
「5%に利子を付けて、
従業員の給与を元に戻した」
とか。凄い覚悟です。
今年も社長業を楽しみましょう。