税理士法人トップ財務プロジェクト代表
岩佐孝彦@税理士です。
「一年の計は元旦にあり」
と言いますが、、
経営者なら岩佐同様、
ピンとこない人が多いかも。
毎日の積み重ねの延長線上にしか、
人生を好転させることはできない。
正月に思いつきで
何かをやったぐらいで、
人生が大きく変わることは
ないでしょう。
毎朝岩佐が参拝している神社にも、
初詣の参拝者が多数参列へ。
お正月になると、
神社でおみくじを引く。
そんな慣例がありますが、
岩佐は365日毎朝引いているので、
別に元旦の特別感はありません。
(笑)
そんなことよりも、
年始に際し、
経営者の誰しも関心があるのは、
「2023年の景気予測」
でしょう。
昨年末の日経新聞によれば、
「社長100人アンケート」
の結果は以下の通り。
▼世界景気は「悪化」約4割増
▼コロナ禍初期以来の低水準
▼原料高や中国経済の減速
▼国内景気は消費回復で、
半数超が「拡大」
個人消費はプラス予測ですが、
「世界不況」
が今年の大きな潮流に
なりそうです。
イーロン・マスク氏も
昨年11月に、
「ここ1~2年のうちに
リーマンショック級の
世界不況がやってくる」
とコメントしました。
ただ予測なんて、
所詮限界があります。
1年前を
思い起こしてみて下さい。
昨年、
誰がこんなことが起きると
予測したでしょうか?
▼ロシアウクライナ戦争勃発
▼安倍元総理の銃撃事件
▼統一教会と政治の深い闇
▼1ドル151円の円安
伊藤忠商事の岡藤会長。
日経ビジネス新春号で
以下の通りコメントされています。
……………………………………………
1年先のことも
分からないのだから、
企業が中長期の予想を立てて、
経営に反映しようとするのが、
いかに無駄だったか。
2022年は、
経営者の皆が痛感しただろう。
……………………………………………
だから、
「今年の景気は厳しくなる」
と言ったところで、
オオカミ少年になるかも?
ただ間違いなく言えるのは、
「重心を低く、低く、低く」
をスローガンにすべきということ。
いわば「低重心経営」ですね。
今年も社長業を楽しみましょう。