こんにちは、JR大阪駅前のTFPグループ
税理士法人トップ財務プロジェクト代表の
岩佐孝彦@税理士です。
GW期間ですが、
いかがお過ごしでしょうか?
私共は暦通りで、
本日は一部のPAを除き、
全員出勤です。
3月決算法人の推進で、
1年間で最も忙しい時期です。
スタッフ一同、
気合を入れて頑張ります!
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岸田総理は先日、
「原油価格・物価高騰等総合緊急対策」
を決定したと発表されました。
事業規模は13兆円。
夏の参院選対策だの、
バラマキの迷路に入っているだの、
一部の経済評論家は批判しています。
ドラッカーは企業経営において、
「政府との関係性をマネジメント」
することの重要性を説きました。
企業経営において避けて通れない、
▼納税(財務省)
▼助成金(厚生労働省)
▼補助金(経済産業省)
をどうマネジメントするか?
経営者の究極の使命は、
「環境変化対応」
ですから、
「岸田政権の真実」
を知っておくべし。
元財務省の官僚。
小泉内閣や安倍政権の元ブレーン。
そんな高橋洋一氏は著書の中で、
「岸田政権
=財務省のいいなり政権」
と評されました。
自民党の税制調査会長に
従兄弟の宮沢洋一氏を起用。
財務省のコントール下で、
岸田政権は
実権を握られているとか。
財務省は一貫して、
「増税派」
です。
増税できれば、
財務省の権限が増し、
「予算を実質的に膨らませる」
ことができる。
つまり、
財務省は徴税権を有する。
国家権力として最高の立場になれ、
「徴税権=権力の源泉」
として、政治家に対する脅し
にもなるとか。
だから、多くの政治家が
財務省の前にひれ伏す。
そんな記述がありました。
勉強になります。
そんな財務省は、
「中小企業施策」
でも権限を有しています。
経済産業省に対し、
昨年以下の問題提起へ。
「事業再構築補助金は、
構造的に問題がある。
中小企業の補助金依存や
過大投資を誘発している。
安易な事業再構築が
量産されている。
予算規模を見直すべきだ。」
事業再構築補助金は昨年、
1兆1485億円の予算が取られ、
大きな話題となりました。
しかし、
財務省は経済産業省に対し、
「補助金のあり方を
抜本的に見直す」
ように指示したのです。
その結果、
2022年度は6123億円に予算縮小。
前年対比53%の予算規模。
何と、47%の圧縮です。
昨年、事業再構築補助金を
手にした経営者は、
「先行者利益」
を享受できたかもしれません。
(拍手!)
さあ、
今年度の補助金にどう対応すべきか?
次回に続きます。
今日も社長業を楽しみましょう。