こんにちは、JR大阪駅前のTFPグループ
税理士法人トップ財務プロジェクト代表の
岩佐孝彦@税理士です。
事業承継のパターンとして、
▼外部招聘
▼M&A
も近年急増中。
この形態で承継者になるなら、
「事業承継・引継ぎ補助金」
を活用すべし。
2次公募が先日、
以下の期間で始まりました。
▼申請受付期間
7月13日(火)~ 8月13日(金)
▼補助率 3分の2
▼補助上限 400~800万円
▼補助対象経費
*設備投資費用
*人件費
*店舗・事務所の改築工事費用
etc
事業承継・引継ぎ補助金は
以下の3類型があります。
▼Ⅰ型:創業支援型
廃業を予定している者から
有機的一体として
機能する経営資源を引き継ぐ
↓
創業して間もない中小企業者
(例)
店舗・従業員・販路・顧客等
を引き継ぎ、
先代と同じ事業を営む場合
▼Ⅱ型:経営者交代型
2017年4月1日~
2021年12月31日
↓
代表者交代 or 事業譲渡
↓
3年以上の経営経験あり
or
6年以上同業種で
実務経験あり
↓
新事業展開等要件OK
⇒ 1名以上新規採用
(有期雇用除く)
or
生産性向上要件OK
⇒ 認定が必要
▼Ⅲ型:M&A型
2017年4月1日~
2021年12月31日
↓
事業再編 or 事業統合
↓
3年以上の経営経験あり
or
6年以上同業種で
実務経験あり
↓
新事業展開等要件OK
⇒ 1名以上新規採用
(有期雇用除く)
or
生産性向上要件OK
⇒ 認定が必要
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この補助金の特徴は、
「2017年4月1日まで
過去遡及OK」
である点です。
但し、以下の場合はアウト。
▼同族グループ内の事業再編
▼不動産のみを保有する事業の承継等
▼医療法人
医療法人の場合、
経産省の補助金は対象外。
なお、
この補助金についても、
顧問税理士を初めとした
認定経営革新等支援機関の
確認が必要です。
経営者を含め人間だけでなく、
あらゆる生物にいつか
死はやってきます。
事業承継といえば、
先代にとっては、
寂しい面もあるでしょう。
しかし今、
「現代人を救う新たな死生観」
として話題の書があります。
東大定量生命科学研究所教授、
生物科学学会連合代表。
小林武彦氏の著書
『生物はなぜ死ぬのか』(講談社)
のキャッチコピーは以下の通り。
………………………………………………
私たちは次の世代のために
死ななければならない。
………………………………………………
その他にも以下の記述あり。
▼生物の定義の一つは、
「自身のコピーを作る」
「子孫を作る」
ということです。
▼RNAには、
自らその並び順を変える
「自己編集」
する働きがあります。
自己編集とは、
長い分子を切って、
別の場所と繋げたりする機能です。
▼複雑な生態系は、
環境変動などに強い。
例えば、
A種が絶滅しても、
それと似た生活スタイルを
持つ生物が代わりをするので、
大きな問題は起こりません。
▼小型の生き物は、
大型の爬虫類がいなくなり、
気候が安定した後には
逆に生きやすくなりました。
▼幼虫は捕食されるリスク
のみならず、
行動範囲が狭いという点が
デメリットです。
幼虫のままだと、
近くにいる遺伝的に
非常に近い個体との交尾しかできず、
多様性の確保ができない。
そこで、
運動性が高く、捕食されにくい
硬い身体をもった
「成虫」
になるように
進化したのでしょう。
つまり、
交尾のために変態するのです。
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これは深い記述です。
生命の歴史から、
「生き残りのための経営のヒント」
が学べます。
文系人間の私(岩佐)からすれば、
高校時代にもっと真剣に
生物を勉強しておけば
よかったと後悔です。
(汗)
医師先生のクライアントの
皆様に改めて敬意を表します。
今日も社長業を楽しみましょう。