こんにちは、JR大阪駅前のTFPグループ
税理士法人トップ財務プロジェクト代表の
岩佐孝彦@税理士です。
私共が定点観測している統計データあり。
大阪シティ信用金庫による
「中小企業の賞与支給調査」
です。
今年の夏季賞与は以下の通り。
▼調査対象
大阪府下 1,071社
▼支給する企業割合 52%
(48%は支給なし)
▼1人あたり平均支給額
28万2,714円
(前年対比1.4%増)
このように前年を上回りましたが、
昨年の減少額(1万4,969円)
を回復するには
程遠い結果となったとか。
しかも、
「多少無理して支給する」
と答えた企業は21%。
昨年夏に比べ、3.4%減少へ。
最も多かった回答は、
「適正範囲内で支給する」
と答えた企業が79%。
圧倒的多数でした。
先行き不透明な中で、
さすがに無理できない。
経営者の大半が
そう判断したのです。
このように、
世間の情勢を見れば、
前回お話した
近藤会長率いる
日本レーザーは秀逸です。
理念がいくら素晴らしくても、
収益性が高くなければ、
「人を大切にして
利益を上げる経営」
は成り立ちません。
単なるキレイごとで終わるだけ。
日本レーザーの
競争力の源泉は以下の通り。
▼価格競争に陥る汎用品は
一切やらず
▼顧客それぞれのニーズに
応える特注品に特化した
圧倒的な差別化戦略
薄利多売では、
社員を幸せにできない。
高付加価値ビジネスでしか、
「人を大切にして
利益を上げる経営」
は実現できないのです。
私(岩佐)を含め、
全ての経営者が
改めて肝に銘じるべし。
「人を大切にして
利益を上げる経営」
に向かって、
お互い頑張りましょう。
先週アップしたYoutube動画は以下の通り。
《意外な事実》
「コロナ禍なのに、
税収がなぜ過去最高なのか?」
(約7分)
今日も社長業を楽しみましょう。