こんにちは、JR大阪駅前のTFPグループ
税理士法人トップ財務プロジェクト代表の
岩佐孝彦@税理士です。
労務管理制度の整備だけでなく、
「新規採用による人件費増加」
をカバーしたい。
そんな場合、以下の助成金あり。
2021年度の変更が
あるので注意して下さい。
▼キャリアアップ正社員化コース
*6ヶ月雇用後に正社員へ転換
*3%以上昇給要(賞与含まず)
*1人最大72万円
*1社最大20人
(合計1440万円)
優遇税制もあります。
▼所得拡大促進税制
(令和3年4月1日以後
開始事業年度より)
*通常要件
人件費が前年対比1.5%増
↓
継続雇用者要件撤廃
↓
15%税額控除
*上乗せ要件
人件費が前年対比2.5%増
↓
教育訓練費:前年対比10%増
↓
25%税額控除
詳細は割愛しますが、
▼キャリアアップ正社員化コース
▼所得拡大促進税制
は今年度の改正に伴い、
“使い勝手”
がよくなっています。
新規採用を積極的に
進める経営者には朗報です。
人件費とどう付き合うか?
これは永遠のテーマです。
日本レーザー会長で、
「日本でいちばん
大切にしたい会社」大賞
「中小企業庁長官賞」受賞。
そんな名経営者の
近藤宣之氏の著書
『中小企業の新・幸福経営』
(日本経営合理化協会)
の中でこう述べられています。
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社員を大切にして、
圧倒的な利益を上げる。
「自分は会社に大切にされている」
そんな実感を与え、
当事者意識をもって、
社長の示す方向へと
一丸となって進んでもらう。
これは大企業にマネできない。
中小企業有利の時代が到来した。
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いやあ、
何と美しい理念なのでしょう。
具体的に、
近藤宣之氏は人件費と
どう付き合っているのか?
▼定期昇給なし
▼年功序列型賃金廃止
▼家族手当や住宅手当など
属人的な手当なし
▼年収アップ
⇒ 人事評価次第
▼インセンティブ賞与
⇒ 粗利益の3%
▼ダブルアサインメント
(1社2人担当制)
▼マルチタスク
(1人複数分野担当制)
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「日本レーザーは
社員を大切にするが、
社員に“甘い”会社ではない」
近藤氏がそう言われるだけあり、
独自の経営システムです。
私共TFPグループも
大変参考にさせて頂き、
弊社流にアレンジし、
一部導入しております。
近藤会長、
ありがとうございます!
今日も社長業を楽しみましょう。