こんにちは、JR大阪駅前のTFPグループ
税理士法人トップ財務プロジェクト代表の
岩佐孝彦@税理士です。
医療法人にとっても、
「渡る世間は鬼ばかり」
かもしれません。
私共では、
“理事長包囲網”
と呼んでおります。
下記の中小企業優遇措置は、
医療法人は受けられません。
▼補助金(経産省)
*ものづくり補助金
▼小規模企業共済(理事長個人)
▼中小企業倒産防止共済(医療法人)
▼中小企業経営強化税制(即時償却)
税制面で見れば医療法人の場合、
「公助」
を受けるのは一切ダメなのか??
医療法においても、
▼理事
⇒ 他法人との 役員兼務ダメ
▼監事
⇒ 顧問税理士等の就任ダメ
との縛りがあります。
第7次医療法が
平成28年度より施行され、
▼医療法人の経営の透明性の確保
▼医療法人のガバナンス強化
が明文化されました。
顧問税理士の監事就任さえも
許されていないのです。
(医療法人のお客様、ごめんなさい)
同じ医療分野でも、
▼調剤薬局(薬剤師)
▼動物病院(獣医師)
は株式会社形態ですから、
「渡る世間に鬼はなし」
と税制面では言えます。
同族の後継者の存在があれば、
「新事業承継税制」
で相続税対策もバッチリ。
薬剤師&獣医師の先生の
ポジショニングはGood!
他方、医療法人におきましては、
「MS法人の戦略的活用」
を実践していかなければ、
「渡る世間は鬼ばかり」
の道しかない??
顧問税理士と共に
知恵を絞って下さい。
今日も社長業を楽しみましょう。